Mリーグ全局をNAGAで解析&牌譜検討!2月3日編 ドリブンズ vs サクラナイツ vs 格闘倶楽部 vs ABEMAS
本noteではMリーグを毎日全試合牌譜に起こし、NAGAを用いて分析を行っています。本記事はその2月3日編となります。過去の試合記事についてはクリエイターページを参照ください。
本記事でまとめている内容としては
1.NAGAによって得られた一致率、NAGA度、悪手率などのデータ
2.NAGAによって指摘されている悪手
3.それらを見た筆者の感想
といったところです。下記の記事を無料で公開しておりますので、こちらを見ていただければ、どのような内容を書いているかはおわかりいただけると思います。
リンク先を見るのが面倒な方のためにざっくりとした内容は以下の通り。
1.NAGAによって得られた一致率、NAGA度、悪手率などのデータ
以下のようにNAGAによって得られたデータを掲載しています。
松ヶ瀬隆弥
一致率:76.8%
NAGA度:87.9
悪手率:7.7%
2.NAGAによって指摘されている悪手+3.それらを見た筆者の感想
例えば以下のようにNAGAによって指摘された局面を挙げ、プロ側・AI側の意図などについて個人的な感想をまとめています。
南4局
仲林圭
仲林が見事なビタ止めを見せたこの場面、NAGAも判断を迷っている。5sを危険なことは分かりつつ、テンパイを取らないのも問題という状況。NAGAは5s切りダマを選んでいるが、リーチするかしないかもほぼ半々な上、5pと5sの比較も5sがわずかにいい程度。ここで5pを選べたのはかなりスゴい判断だと言えるだろう。
以上が掲載内容となります。お読みの上で興味がおありの方は、記事の購入をしていただけると大変ありがたいです。日々の更新のモチベーションアップにつながります。
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筆者紹介
筆者はt-yokoと申します。下記リンクの「t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログ」を運営しております。麻雀は天鳳最高7段の中級者です。
本記事の注意
本記事ではNAGAの評価AIのうち、ニシキ(標準)を用いています。メンゼン派や副露派の打牌など、その他NAGAでは十分に評価できていないケースも考えられますので、その点はご留意ください。
加えて、牌譜作成を筆者一人で行っていますのでミスがある場合がございます。ミスが無いよう努めて参りますが、完全ではないということをご了承ください。
記事の有料部分については試合後に随時更新していきます。記事の内容の一部についてはこちらでも無料記事でまとめています。
第1試合
出場者
東家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
北家:鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
試合結果
1着:松本吉弘 31100(+51.1)
2着:内川幸太郎 29000(+9.0)
3着:滝沢和典 21700(-18.3)
4着:鈴木たろう 18200(-41.8)
解析結果
NAGAを使っている方は下記のリンクから解析レポートを確認できます。
NAGAデータ
内川幸太郎
一致率:78.7%
NAGA度:89.5
悪手率:5.5%
松本吉弘
一致率:81.7%
NAGA度:89.3
悪手率:7.1%
滝沢和典
一致率:84.0%
NAGA度:92.6
悪手率:4.0%
鈴木たろう
一致率:74.8%
NAGA度:88.1
悪手率:5.2%
過去の全データについては下記の記事から確認できます。メンバーシップ限定です。
NAGAによる指摘箇所
打牌検出を少にした場合に指摘された箇所のうち、特にNAGAが反応している場面(~を選びたい!や、ポン!などとしている場面)を中心に、個人的に気になったものをピックアップしています。
南1局
松本吉弘
松本がカン2mのテンパイで迎えた終盤、ここに引いてきたのは4p。これを押すのか松本が迷っていた。明らかにテンパイのたろうに対してこの4pを切りきれるのか、というところだろう。
4pはワンチャンスの牌だが、残っているのが赤5p。たろうに放銃すると僅差のこの状況ではかなり痛い。そこで松本は強気に4pプッシュとしたが、NAGAの選択も4p切り。NAGAは普通に危険度を見ての押しだが、人間の胆力だとなかなか簡単に押し切れない。
鈴木たろう
一方でたろうはテンパイしていたところに白を引いてくる。6sの片アガりのテンパイで白を押すか見ていたが、ここは8mを切って回った。
しかしNAGAは白を押すことを強く推奨。僅差ではあるがラス目のこの状況で3900のテンパイを1枚切れの白でオリるというのはNAGAからするとありえないということか。ここは強気にいっても良かったかもしれない。
南2局1本場
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