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Mリーグ2022-23を終えて

ファイナルの感想

今年度のMリーグもついに終わりを迎えました。優勝はファイナル後半から一気にポイントを増やした渋谷ABEMAS。毎年ファイナルに駒を進めていましたが、悲願の初優勝を達成しました。

ファイナルが始まる前に個人的に予想を書いてみたわけですが…まあ外しましたね。やっぱり麻雀は難しい。

ABEMASはこの4チームの中では最も安定感のあるチームのように私は感じています。ファイナルではその部分がハッキリ出て優勝につながったように思いますね。ファイナルの頭で日向プロがラスを引いて始まりましたが、それ以降はほぼほぼ連対を保っていました。

この強さは分かっていたつもりでしたが…やはり去年までの4年連続3位が頭にちらついて優勝できないかも、と感じていました。そこから脱出しての優勝。私自身はABEMASのファンではないですが、素直に賞賛を送りたいです。

もうひとつファイナルで語っておかなければならないのは、やはりTEAM雷電の躍進でしょう。昨年、これからのMリーグの歴史にも残っていってしまうような大敗を喫した雷電。正直なところ、失礼極まりないですがレギュラーシーズンで敗退する可能性がかなり高いと考えていました。

しかし、レギュラーシーズンでは本田プロが大活躍。セミファイナルでは瀬戸熊プロがパイレーツ・仲林プロの追撃を振り切る試合があったりなど、チームとして初のファイナルへ進出。最高順位である3位を獲得しました。優勝には届きませんでしたが、雷電ファン・Mリーグファンにとって一つ大きな出来事だったと言えるでしょう。

個人的な感想を一つ申し上げておくと、私自身はU-NEXTパイレーツのファンなので、雷電に負けてファイナルに進めなかったことが非常に悔しかったですね。それでも結局ファイナルを見ていると、ハラハラドキドキして面白かったです。

NAGA的なことを一つ申し上げると、さすがにファイナルは条件戦の色がハッキリと出るため、NAGA度も自然と低くなり、NAGAで見る意味は薄くなりましたね。とはいえ、条件戦でも通常の打ち方から大きく外れた打ち方が推奨される場面は少ないので、それなりにNAGAで解析する意味はあったように思います。

個人の活動

もともと私は麻雀のブログでMリーグの試合についてまとめていました。

今年度も途中まではその作業を続けていましたが、2022年11月頃から本noteにて、試合をNAGAで解析し記事にまとめるようになりました。

年間通して全試合をABEMAで観戦し、それを牌譜に起こして、NAGAで解析して…というのは中々に大変でしたが、試合を見ていて気になった点や選手ごとの打ち方の傾向が見つかったりして面白かったですね。今シーズンの試合は全てNAGA解析も完了し、ランキングも作成できました。

最初はある程度個人的な興味もあって始めたことでしたが、Mリーグを観戦している他の人たちにも楽しんでいただけたようで、Twitterのフォロワーは1000人を超え、noteのフォロワーも450人ほどとなっています。

メンバーシップにも50人以上の方に加入していただき、活動における資金面でもモチベーション面でも支えになっています。本当にありがとうございます!

来期に向けて/オフシーズンの活動

Mリーグを観戦し、NAGA解析を行う中でやはり麻雀というものは中々人間の感覚で判断するのは難しいということがよく分かりました。来期のMリーグが始まるまでにはまだ5ヶ月ほどの時間がありますが、来シーズン以降もこのMリーグをNAGAで解析する、という活動は続けていこうと思っています。

さてMリーグのオフシーズン中ですが、まず来期のMリーグが始まるまでに、過去のMリーグの試合の解析をできれば完了させたいと思っています。現時点で牌譜作成は順調に進んでおり、来期までにはなんとか終わる…と思います。

それはそれとして、他のことにも新しく取り組みたいと考えています。現状では日本プロ麻雀協会とRMUが新たに作ったVTuberによるプロリーグ「V-pro League(=VPL)」、および神域リーグのNAGA解析や記事作成をやろうかな…と思っています。まずはVPLのデータをサクッとまとめてみたいですね。

オフシーズンもメンバーシップに加入していただいている皆様のために、鋭意努力して参りますので応援いただければ幸いです。

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