Mリーグ全局をNAGAで解析&牌譜検討!1月24日編 ドリブンズ vs フェニックス vs 雷電 vs パイレーツ
本noteではMリーグを毎日全試合牌譜に起こし、NAGAを用いて分析を行っています。本記事はその1月24日編となります。過去の試合記事についてはクリエイターページを参照ください。
本記事でまとめている内容としては
1.NAGAによって得られた一致率、NAGA度、悪手率などのデータ
2.NAGAによって指摘されている悪手
3.それらを見た筆者の感想
といったところです。下記の記事を無料で公開しておりますので、こちらを見ていただければ、どのような内容を書いているかはおわかりいただけると思います。
リンク先を見るのが面倒な方のためにざっくりとした内容は以下の通り。
1.NAGAによって得られた一致率、NAGA度、悪手率などのデータ
以下のようにNAGAによって得られたデータを掲載しています。
松ヶ瀬隆弥
一致率:76.8%
NAGA度:87.9
悪手率:7.7%
2.NAGAによって指摘されている悪手+3.それらを見た筆者の感想
例えば以下のようにNAGAによって指摘された局面を挙げ、プロ側・AI側の意図などについて個人的な感想をまとめています。
南4局
仲林圭
仲林が見事なビタ止めを見せたこの場面、NAGAも判断を迷っている。5sを危険なことは分かりつつ、テンパイを取らないのも問題という状況。NAGAは5s切りダマを選んでいるが、リーチするかしないかもほぼ半々な上、5pと5sの比較も5sがわずかにいい程度。ここで5pを選べたのはかなりスゴい判断だと言えるだろう。
以上が掲載内容となります。お読みの上で興味がおありの方は、記事の購入をしていただけると大変ありがたいです。日々の更新のモチベーションアップにつながります。
また、NAGAの解析データやMリーグ悪手データベースの閲覧、NAGAの解析記事など、全て読み放題となるメンバーシップも行っています。もし良ければそちらもご登録ください。
筆者紹介
筆者はt-yokoと申します。下記リンクの「t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログ」を運営しております。麻雀は天鳳最高7段の中級者です。
本記事の注意
本記事ではNAGAの評価AIのうち、ニシキ(標準)を用いています。メンゼン派や副露派の打牌など、その他NAGAでは十分に評価できていないケースも考えられますので、その点はご留意ください。
加えて、牌譜作成を筆者一人で行っていますのでミスがある場合がございます。ミスが無いよう努めて参りますが、完全ではないということをご了承ください。
記事の有料部分については試合後に随時更新していきます。記事の内容の一部についてはこちらでも無料記事でまとめています。
第1試合は一旦無料にします。翌日以降に第1試合のNAGA指摘箇所も一部有料記事に編入しますのでご容赦ください。
第1試合
出場者
東家:丸山奏子
南家:本田朋広
西家:近藤誠一
北家:仲林圭
試合結果
1着:仲林圭 47900
2着:近藤誠一 33900
3着:丸山奏子 28100
4着:本田朋広 -9900
解析結果
NAGAを使っている方は下記のリンクから解析レポートを確認できます。
NAGAデータ
丸山奏子
一致率:72.6%
NAGA度:86.8
悪手率:6.5%
本田朋広
一致率:77.2%
NAGA度:89.7
悪手率:4.2%
近藤誠一
一致率:72.4%
NAGA度:84.2
悪手率:11.2%
仲林圭
一致率:77.2%
NAGA度:89.6
悪手率:6.0%
過去の全データについては下記の記事から確認できます。メンバーシップ限定です。
NAGAによる指摘箇所
打牌検出を少にした場合に指摘された箇所のうち、特にNAGAが反応している場面(~を選びたい!や、ポン!などとしている場面)を中心に、個人的に気になったものをピックアップしています。
東4局1本場
仲林圭
仲林がテンパイを入れた場面、対面の本田からはリーチを受け、丸山はドラポン。ここから仲林は1pを切って回っていったが、NAGAは僅差で5p切りを選択。
5pは両方にド危険牌だが、それでも切るということは親番でテンパイを取れることの価値をかなり高く見ているということか。ここで5pを切っていたら丸山にもテンパイが入って熾烈なめくり合いとなっていた。その場合、もっと難しい展開になっていただろう。
南2局
本田朋広
本田がテンパイを取れずに流局した場面。ここから本田は2pを切ったが、NAGAは4m切りを推奨。もしこう切っていたら2pを重ねてテンパイを取れていた。
結果論ではあるが、4-7mの切れている枚数などの場況を見るとギリギリこの選択か。難しい選択であることは間違いない。
南3局2本場
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?