Mリーグ2023-24 2月12日 NAGA解析/TEAM雷電・萩原正人プロ、「全員集合」の僅差を制し、トップ獲得!
2024年2月12日、Mリーグ2023-24・81日目です。本日は渋谷ABEMAS・KADOKAWAサクラナイツ・BEAST Japanext・TEAM雷電の4チームが対戦。
第1試合、東場では菅原プロと多井プロがハネ満をツモアガりリード。しかし南場に入ると残りの萩原プロ・内川プロがアガりを決め、結局オーラスの時点では全員2万点台の全員集合。最後は萩原プロがマンガンをツモアガり!僅差を制してのトップ獲得となりました。
第2試合、東1局に松本プロがマンガンをアガってまずリード。ですが猿川プロが南4局3本場に親のマンガンをツモアガり、トップを逆転します。そこからさらに松本プロがハネ満をアガって再逆転…と目まぐるしい展開に。オーラスまでトップ争いが続きましたが、最後は自力でアガりを決めて松本プロがトップを獲得しました。
Mリーグもそろそろレギュラーシーズン終盤戦。1試合1試合の価値が重くなりつつあるだけに、試合内容も気になるところです。NAGAと共に振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:菅原千瑛(BEAST Japanext)
南家:萩原聖人(TEAM雷電)
西家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
北家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
NAGAデータ
菅原千瑛
萩原聖人
多井隆晴
内川幸太郎
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:萩原聖人
萩原プロはここで9m切り。ドラが5sということもあり、チートイツのイーシャンテンに受けつつ、ペン7mを外そうという一打です。しかしドラは無くてもイーペーコーで最低限打点はありますし、ペン7mも特に悪い場況というわけでもないです。イーシャンテン時の受け入れ枚数を考えて、メンツ手にも取れる6s切りの方がいいと思います。
東1局:菅原千瑛
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