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Mリーグ2023-24 9月19日 NAGA解析/フェニックス・醍醐プロ、ドリブンズ・渡辺プロ初陣!

2023年9月19日、Mリーグ2023-24・2日目です。本日はKADOKAWAサクラナイツ・U-NEXTパイレーツ・赤坂ドリブンズ・セガサミーフェニックスの4チームが開幕戦となります。

第1試合では新たにMリーガーとなった醍醐大プロが出場!さらに第2試合では赤坂ドリブンズから天鳳位3度の渡辺太が出陣!醍醐プロ・渡辺プロのNAGA解析結果がどうなるか?注目していきましょう!

過去の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:仲林圭(U-NEXTパイレーツ)
西家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
北家:醍醐大(セガサミーフェニックス)

NAGAデータ

園田賢

渋川難波

醍醐大

仲林圭

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

東1局:園田賢

園田プロはここから2s切りを選択。東1局の序盤から受け入れを減らす選択なので、なかなかファンキーな選択です。この手にあまりアガりがない、という判断なのでしょうか。とはいえ、とりあえず南のトイツでしのげますし、NAGAの言うように素直に西の方がいいように思います。


東1局:渋川難波

親番の渋川プロ、9sを引いて一手進み何を切るか?NAGAは1s切りを推奨。今通った1sを切っておいて6p9pと7mのくっつきのイーシャンテンに取る広い形。

ですが渋川プロは9p切りを選択。6pが危険なのでピンズの形を固定しつつ、1sにくっつけて打点を確保する…という一打ですね。NAGAとしては打牌候補の3番目。このあと渋川プロは2枚切れのペン3sテンパイを入れてリーチ。開幕戦はアグレッシブに行こうという意識が出た打牌でした。


東1局:醍醐大

醍醐プロはここから2mを切って追っかけリーチ。2mは対面には現物、下家も4mを早く切っており、2件のリーチに両方そこそこ安全です。2m切り自体は正着でした。

とはいえ自身はカン3mと待ちが今ひとつ。巡目も遅いですしNAGAはダマ推奨でした。醍醐プロとしてはデビュー戦で打点を追ったということでしょうか。


東2局:醍醐大

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