Mリーグ2023-24 3月15日 NAGA解析/BEAST Japanext・猿川真寿プロ、6位風林火山にグッと近づく大きなトップ獲得!
2024年3月15日、Mリーグ2023-24・100日目です。本日はBEAST Japanext・渋谷ABEMAS・セガサミーフェニックス・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦しました。
第1試合、序盤静かな立ち上がりからお互いにアガりあって、結局オーラスでは全員にトップがあり得る僅差に。最後はフェニックス・魚谷プロがチートイツをツモってハネ満を決めてトップ獲得となりました。
第2試合、東2局に松本プロがハネ満をツモってリードしますが、東3局に親の猿川プロがハネ満を出アガり。これで猿川プロがトップ目に立つと、南3局の親番でもマンガンをツモって、5万点を超えたトップを獲得。
結局ボーダー争いをしているフェニックス・BEASTがそれぞれ1回ずつトップを取る結果となりました。本日の2試合もNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:中田花奈(BEAST Japanext)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
NAGAデータ
中田花奈
松本吉弘
魚谷侑未
渋川難波
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東2局:渋川難波
渋川プロは2巡目に出た自風の西をスルー。一方NAGAはヒバカリ以外ポンを推奨しています。西をポンするとカンチャン2つのイーシャンテン。もともとの手牌があまり高くなりそうにも見えないので、ひとまず鳴いておいてサクッとアガりを目指すかと思いましたが、少し意外な選択でした。
巡目が早いので急いで仕掛けなくても、リーチくらいまではいけるだろうし、その間にドラとかを引ければおいしいということでしょうか。今期の渋川プロはややメンゼン寄りの選択が多い気がします。
東2局:中田花奈
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