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2024年J1リーグ第8節 横浜F・マリノスvs湘南ベルマーレ@日産スタジアム~マッチレビュー~

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
オザッキー・チェーンです。


‣振り返り

ピッチには強い日差しが差し込む中、行われる神奈川ダービー。
ホームの横浜FⅯは3月30日の名古屋戦から続く6連戦の5試合目かつ3日後には蔚山現代FCとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第一戦を控えていることもあり、前節からGKのポープと左SBの加藤以外の、実に9人ものメンバーを入れ替えてこの一戦に挑む。
一方のアウェイ湘南は前節から4人変更。フォーメーションも3-5-2から4-4-2へ。退場となったソンボムグンに代わって馬渡が今シーズン初先発。岡本、田中、福田に代わって茨田、奥野、鈴木章斗が入った。なお、田中はAFC U23アジアカップカタール2024の日本代表に選出されたことによるメンバー外である。また、ベンチには5節のC大阪戦以来の小野瀬が控える。コンディション不良だったのか間隔をあけてのメンバー入りとなった。そして、この試合に選手たちは、フジタ工業サッカー部の中心的な選手として活躍し、指導者となってからも多くの先輩、後輩から慕われた偉大なOBである植木繁晴氏の訃報を受け、喪章を着用して臨む。

前節から横浜FⅯは中2日、湘南は中5日とコンディション面から見れば、湘南からすれば大きなアドバンテージになるような気もするが、果たしてどんな試合になったのか。

スタータティングラインナップ

・前半~相手によった戦い方、ピッチでの狙い所の共有速度~

開始早々の2分、チャンスを作ったのは湘南。横浜FⅯのGK+CBの2枚+アンカーでの繋ぎに対して、ブロックを作り構えて、牽制をかけに行こうとしたところ、相手のミスを見逃さなっかルキアンが高い位置でボールを奪取。ペナルティエリアまで侵入し、シュートを放ったものの、上手くミートすることが出来ず、GKのポープの正面。アンカーの榊原はこの試合が初先発ということもあってなのか、横浜FⅯの連携面での練度の低さがうかがえるシーンだった。立ち上がりということもあり、この決定機を仕留めていれば試合の流れは変わっていたのかもしれない。

続く3分、ハーフウェーライン手前から池田が前線の鈴木章斗へ縦パス。鈴木章斗は鈴木雄斗へワンタッチで落とし、受けた鈴木雄斗も斜めの抜け出しを決めたルキアンへ送る。流れるような素早い攻撃で横浜FⅯの陣形を整わせない内にゴールまで迫って行く形を見せる。鈴木章斗の渡邊を吊り出す動きであったり、右サイドのユニットの関係性の良さが出たシーンであった。

8分、横浜FⅯにゴール前まで迫られる。上島が一列降りた位置で幅を取った水沼へ斜めのボールを送ると、松原、植中、塩貝と繋ぎ、サイドでフリーになっていた松原にクロスを許す。横浜FⅯも右サイドの松原、植中、水沼の3人の流動的な位置取りからチャンスを作り始める。湘南としては対応の遅れ、プレスの緩さが出てしまっていた。

湘南は横浜FⅯの後ろからのビルドアップに対して、CBに対してプレスは行かず、中央を固めて、ブロックを敷き、サイドの選手にボールが渡ったときに囲い込んで奪う選択を取っているように見えた。そのためか、横浜FⅯのCBからは対角線へのロングボールがどうしても増えてくる。

11分には再び、湘南がチャンスを作る。畑が良い形で奪い、カウンター。鈴木章斗とのワンツーから一気に前線まで持ち運び、中央へ切り込み、右サイドの池田へ送ると溜めを作り、駆け上がって来た鈴木雄斗へ送る。ダイレクトで放ったシュートは相手DFに当たりゴールとはならず。

20分の横浜FⅯの右サイドからのコーナーキック。ショートコーナーから松原がサイドでの水沼の駆け引きを見て、動きに合わせてペナルティエリア内に浮いたボールを送る。ルキアンがカバーに入り、体を入れてゴールラインを割るかと思われたボールは回転がかかっていた影響か、ゴールラインを割らず、水沼のクロスを許し、最後は初先発の特別指定、塩貝に押し込まれる。ここまでシュート1本と苦しんでいた横浜FⅯが先制に成功する。

今シーズン、先制した試合の勝率は75%。ここから湘南は巻き返せるのか。

失点直後の23分、鈴木章斗へのスルーパスを狙った平岡のボールは上島がカットし、迷わずフリーの水沼へ。左サイドでフリーになっていた小池へピンポイントのボールが送られる。小池にペナルティエリア内からダイレクトでシュートを放たれるも、馬渡が落ち着いたセーブで事なきを得る。失点した後のプレーと言うこともあり、全体的に縦に急ぎ過ぎてしまっていた。鈴木雄斗が戻りきれていなかったのもそのせいでしょう。前半の半分を越えたところということも考えたら、もう少し落ち着いてプレーして欲しい場面である。立て続けに失点しまったら元も子もない。
25分のシーンに対しても23分と同じことが言える。このシーンも焦っていたのか、キムミンテと大岩以外、攻めに参加してしまっていて、カウンターを受けた際の最初の堰き止め役がいない状況になっていた。結果的に池田がファールで止める形に。ただこのファールに関しては、キムミンテと大岩の2枚に対して横浜FⅯの選手は1人だったことを考えれば必要ではなかったのでは?

30分、またしても右サイドからの横浜FⅯの攻撃。上島から松原へパスが送られると、植中と水沼がポジション取りを開始。松原に対しての平岡のプレスは遅れてしまっているため、奥野の背後とキムミンテの間に顔を出していた植中に簡単にパスが通ると、植中は倒れながらも水沼へ。水沼から受けた塩貝にペナルティエリア内中央からシュートを打たれるも、またしても馬渡がビックセーブでチームを救う。

このシーンに限らず、チームとしての狙いなのか横浜FⅯのCBの2枚(特に上島)に対して、2トップが制限をかけに行っていない。そのため、横浜FⅯのCBは余裕をもってパスコースを探せる。当然のことながら、複数の選択肢がある以上、ボールが出てからの勝負になるので、平岡の対応に遅れが目立ってしまっているのも無理はない。

相手の攻撃を受けるだけになってしまった湘南であったが36分を過ぎた辺りから、徐々にボールを握れるようになる。38分には横浜FMのゴール前まで侵入し、最後は鈴木雄斗がシュートを放った。上手くミートしなかったものの、自分たちでリズムを作り前進することが出来た。

40分、自陣からのビルドアップ。馬渡の絶妙な引きつけに対して、前線の鈴木章斗が反応し、間に顔を出す。その動きに気づいた馬渡はすかさず左足で縦パスを送ると鈴木章斗は前を向いて、追い越して来た鈴木雄斗へ。鈴木雄斗はその勢いのまま加藤に向かっていくような仕掛けを開始し、中へ切り込み、再び鈴木章斗へ送る。ペナルティエリア中央で混戦になるも、こぼれ球にいち早く平岡が反応。そのまま左足で振り抜いたボールがゴール右隅に吸い込まれていき、湘南が前半終了間際に同点に追いつく。素晴らしいセーブで幾度となくピンチを救ってくれていた馬渡が足でも魅せてくれた。

横浜FMがやや優位の中で進んでいた前半戦。湘南がいい時間帯にワンチャンスをものにし、ハーフタイムに入った。

・後半~追い込まれても諦めない、交代選手のやってやるぞ精神~

前半は前線からのプレスに対して消極的な湘南であったが、後半から一転してこれまで通りのプレスを見せる。46分、横浜FⅯのGKへバックパスに対して鈴木章斗がプレスをかけて、ルキアンと池田も連動し、横浜FⅯのロングボールを誘う。大岩がロングボールを回収し、鈴木章斗、鈴木雄斗と繋ぎ、最後は奥野がトラップしてシュートを放つ。枠を捉えることは出来なかったものの、池田の横浜FⅯの最終ラインを下げるランニングで空けたスペースでボールを受けた奥野のプレーは見事であった。
湘南が前半とは違った戦い方をいきなり見せてチャンスを作って、後半は湘南ペースで試合が進むのかと思われた中で迎えた48分。ポープが鈴木章斗からのプレッシャーを受けながらも渡邊と繋ぎ、渡邊はハーフウェーライン手前でフリーになっていた水沼へ縦パスが送られると横浜FⅯの選手たちは一気にスピードアップ。逆サイドでフリーになっていた小池に水沼から素晴らしいボールが渡り、ペナルティエリア手前から落ち着いて左足を振り抜く。馬渡が一度はセーブしたものの、オーバーラップを図っていたナムテヒがこぼれ球に反応し、落ちついて流し込まれる。後半開始早々、再びリードされる展開に。
なぜ失点してしまったのか。経緯を振り返ってみると見えてくる。
ポイントとしては2つ。

カウンターが最適解だったのか?

1つ目は鈴木雄斗が奪ったシーンから。
自陣で押し込まれる中、鈴木雄斗が奪い一気にカウンター。鈴木雄斗は持ち運び、ルキアンにつける。ルキアンからの落としを受けた畑は陣地回復を図ろうと、前線の鈴木章斗へロングボールを送るも繋がらず、横浜FⅯの選手に回収されてしまった。上記の画像にも示してあるように、カウンターを狙うにしては人が足りなすぎる。例え、鈴木章斗にボールが渡ったとしても、横浜FⅯの選手たちの帰陣の方が早く、湘南の選手たちがこの状況で追い越して、ボールを受けられる可能性は低い。鈴木章斗は半身でボールを受ける準備をしているが、ゴールに対して背中を向けてしまっているので、ターンしようとした瞬間に横浜FⅯの選手が体を入れてくるはず。また、キープ出来ていたとしても、横浜FⅯの選手たちの方が鈴木章斗に対して先にアクションを取れる距離でもある。場面を切り取って見てしまえば、畑の選択肢は前線へのロングボールしかなかったかもしれないが、前線の状況や鈴木章斗のプレースタイル、その先のプレーを予測していたりしたら、もっと他のプレーが出来たのではと思ったシーンである。

本来であれば生まれないはずのなかったズレ

2つ目はロングボールを奪われて、横浜FⅯが繋ぐ姿勢を見せたシーンから。
ポープと渡邊の繋ぎに対して、鈴木章斗が猛追するも冷静にかわされ、渡邊に前を向かれてしまう。前を向いた渡邊に対して、ルキアンが制限をかけながら間合いを詰めていくも(渡邊にとってプレッシャーにはなっていなかったのかもしれない)、簡単に中央への縦パスを許してしまう。畑としてはルキアンがプレスに行ったのを見て、次にパスが来るであろうコースを予測して、松原にプレッシャーをかけに行っていたと思われるが、結果的には引きつけらえて絶対に通してはいけないコースを開けてしまう形になった。
また、鈴木雄斗は植中のことが気になったのか、本来いるべき位置にはおらず、水沼にボールが渡り、小池へパスが出された瞬間に気づいているため、対応に遅れてしまっている。鈴木雄斗が本来のポジションにいればキムミンテがスライドして、奥野と2人で水沼への対応が出来ていたのかもしれない。総じて防げた失点と言える。

49分、横浜FⅯのスローインからの攻撃。畑がスローインをカットしたかに思えたが、植中に取り返されペナルティエリアの侵入を許し、GKとDFの間に低くて速いクロスを植中が上げられる。大岩の裏を取った塩貝が反応するが、上手く足に合わず。湘南としてはあわや連続失点というところだった。

後半開始から苦しんでいた湘南であったが、徐々にいつもの形を取り戻す。54分の横浜FⅯの組み立てに対しての守備。前線の2枚で中央のコース(CBからアンカーへのコース)に蓋をし、上島から渡邊へ横パスが流れた瞬間にSHの池田が中を切りながらプレスに行く。サイドに流れながら顔を出してきた加藤にはDH茨田が一列上げて対応。サイドで張っていた小池にはこれもまた中を切りながら鈴木雄斗が飛び出してプレッシャーをかける。すると、パスコースは縦一つに絞られるため、小池から塩貝へのスルーパスに対しては大岩が落ち着いて対処。素晴らしい形で奪ったボールを無駄にすることなく、今度は湘南が攻撃に出る。大岩からのバックパスを受けた馬渡は、相手を引きつけて、右サイドでフリーになっていた池田にロングボール。池田は前を向き、鈴木章斗につけ、ルキアンへと繋ぐ。シュートまでは運べなかったものの、苦しい状況を跳ね返そうとする姿勢を見せてくれた。

横浜FⅯがアンデルソンロペス、宮市といった交代カード切って来た中、湘南は59分に鈴木章斗と茨田に代わって福田と髙橋を投入。
交代直後の60分、畑が自陣で奪ったボールを平岡へ送る。平岡がプレスを受けながらも40m近くもの魂の運びを見せて、抜け出した福田へ。接触し、PKかと思われたシーンだったがポープの方が先にボールにチャレンジしていたためノーファールの判定。福田がいきなりチャンスに絡んだ。

横浜FⅯサイドがヤンマテウス、山根といった主力級の選手たちを投入してくる中、湘南も両翼でエネルギッシュに戦ってくれていた池田と平岡に代えて石井と小野瀬をピッチに送り込む。互いに攻撃面で違いを生み出せる交代カードを切って来た。

70分、湘南が高い位置でのボール奪取に成功。髙橋が運び引きつけて横パスを小野瀬に送り、受けた小野瀬もペナルティエリア中央手前で相手をくいつかせて、駆け上がって来た鈴木雄斗に横パス。鈴木雄斗がペナルティエリア内からダイレクトでシュートを放つも、加藤のスライディングブロックに合う。
71分にも湘南がチャンスを作る。馬渡から右サイドでフリーになった小野瀬へグラウンダーの素晴らしいパスが送られると、前を向いていた奥野にフリック。奥野が前線へそのまま持ち運ぶ。シュートこそ打てなかったものの、交代カードでギアを上げた湘南が横浜FⅯゴールを脅かした。

交代カードが機能し、湘南が追い上げを見せたかに思われた72分。松原が自陣から左サイドで待っていた宮市へロングボールが送られると、宮市が上手くトラップし、アンデルソンロペスへスルーパス。対応にあたった大岩の足がアンデルソンロペスの足と交錯し、ファールの判定。主審はイエローカードを提示。しかし、VARからの進言を受けた主審はオンフィールドレビューを実施。結果、主審はイエローカードからレッドカードに判定を変更。大岩は退場。湘南としては1人少ない中で、1点を追わなければならなくなった。
ペナルティエリア手前から、アンデルソンロペスのフリーキックとなったが、ここも馬渡の2度にわたる素晴らしいセーブで湘南は事なきを得た。

GK馬渡のスーパーセーブにフィードプレイヤーたちは触発されたのか、引くことなく、前への推進力を辞めない湘南。迎えた79分、小野瀬が自陣でキープをしながら、石井へパス。石井は前線で抜け出しを図っていたルキアンにロングボール。右サイドに流れ、味方の上がりを待ち、グラウンダーのクロスを送ると、走り込んで来た石井の足に当たり、軌道が変わり、ボールは逆サイドから走り込んで来た福田のもとへ。福田は落ち着いてトラップをし、少し持ち出して、狙いを定めて右足で放ったシュートは、左のサイドネットを揺らし、同点に湘南が追いつくことに成功する。福田は加入後初ゴール、J1初ゴール、今季初ゴール、見事な記録だ。

1人少ない中、同点に追いついた湘南は84分に畑に代えて杉岡を投入。システムを4-4-1に変更する。頂点にルキアンを置き、左SHに石井、DHには奥野と小野瀬、右SHに福田、最終ラインには左から杉岡、キムミンテ、髙橋、鈴木雄斗という並びに。攻撃時は前線のルキアンのパワーに頼って、前進する体制を取った。

91分、湘南がズレた縦パスを拾い、縦への攻撃を仕掛ける。奥野がルキアンに当て、ルキアンから落としを受けた石井が少し持ち出して、ハーフウェーライン上からワンステップでロングシュート。ゴールとはならなかったもののシュートセンス、技術の高さを石井が見せてくれた。

横浜FⅯもヤンマテウスを中心にサイドからの突破口を探すも、ゴールは奪えず。試合はこのまま終了し、神奈川ダービーは両者で1を分け合う結果となった。

‣あとがき

チームの核として開幕戦から戦ってくれた田中が、代表活動により離脱。嬉しい反面、チームは3連敗とお世辞にも良い状況とは言えない。さらに前節、守護神のソンボムグンが退場により今節は出場停止。様々な不安材料を抱えるため、難しい試合展開になることは間違いないだろうという予想は開始早々から的中してしまった。湘南の真髄とまで言われた、前線からのハイプレスは影を潜めて、思うような形でボールが奪えない時間が続く。これは田中の不在の影響なのかと思わずにはいられなかった。これまで前線からのハイプレスを敢行して、ズレが生じてしまった場合のカバーを担ってくれていたのは紛れもなく田中であったので仕方なかったのかもしれない。ただ、無理が効く田中の不在がここまで、チームの戦い方に影響が出てしまうのは、今後の課題として掲げて、改善していく必要はある。そんな中、一筋の光を差したのは今季初スタメンを果たした、GK馬渡だった。先制点を許してしまった直後の23分や30分のピンチをセーブで救いながら、40分には同点弾に繋がる足元でのサポートは見事だった。数少ないチャンスを前半のうちに仕留めることが出来ていなかったら、もっと苦しめられた試合になっていたと思う。また、交代で入ってくれた選手たちが良い意味で試合を壊して、湘南に勢い、流れをつけてくれた。退場者を出しても諦めることなくゴールに迫り、そして再び同点に追いつく。その後、守備では集中し徹底したスライドを見せて、横浜FⅯの攻撃を凌いだ。主力選手の不在による苦しみ、1人すくない苦しみ、2つの苦しみを抱えた中、掴み取ったこの1ポイントは今後の希望の光となってくれるはず。さあ、再び、前を向いて突き進んで行こうではないか。

‣試合情報

・結果

J1 第8節 4/13(土)14:00 日産スタジアム 観客数:23,437人
横浜F・マリノスvs湘南ベルマーレ
                         2-2
21分塩貝 健人(横浜FⅯ)
41分平岡 大陽(湘南)
48分ナム テヒ(横浜FⅯ)
80分福田 翔生(湘南)

主審:上村篤史 副審:三原純、塩津祐介 第4審判:矢野浩平
VAR:今村義朗 AVAR:坂本晋悟

・試合のスタッツ

・試合後の両チームのコメント

横浜FⅯ:https://www.f-marinos.com/matches/20240413/report
湘南:https://www.bellmare.co.jp/337051






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