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日本語の曖昧で繊細な美しさと、時には大胆な使われよう

今日は、パン屋さんの朝食会の日。

この朝食会は月に一度の開催で、事前予約制。

これまでの朝食会は割と地元の人が来ていたと思うのだけど、
今回は、外国の方がいて驚いた。

外国の方は、地元に住んでいる方ではなく、旅行で来ていた様子。
お友達なのか専属なのか、通訳の人もいた。

今回の朝食会の朝食会のテーマは「ふわふわ、もちもち」

テーマの通り、本日のパンは、パン屋さんの看板メニューである”ちぎりパン”と新商品の”ベーグル”が出てきて、パン屋さんの社長がテーマも含めてお話していた。

朝食会が終わった後、夫がふと呟いた

「今日の朝食会のテーマは『ふわふわ、もちもち』だったけど
どうやって通訳したんだろう?」

たしかに……。

そもそも「ふわふわ、もちもち」という言葉を知らないかもしれないし
そう感じないかもしれない。

固いか柔らかいかの二択。
もしそうなら「hard」か「soft」で訳せる。

こんな曖昧で繊細な表現が出来るのは、日本語の特徴なのかもしれないし、言葉があるから、そう感じられるのかな?と思うと、日本で生きられてることが嬉しく、誇らしくも思った。

表現といえば、沖縄フェアで海ぶどうを買った。

どうやら水で戻す処理が必要なようで、箱の裏に説明書きがあったのだけど
これが曖昧すぎるし、大袈裟すぎて、二度見してしまった。

「海ぶどうを水に浸し、戻します。
海ぶどうがみるみる踊るように成長していきます

えぇ⁈ それだったらほんとおもしろい!深めのボウルのほうがいいかな⁈と、わくわくしながら水に浸したけれど、あまりに静かで、成長も見えなくて残念だった。

きっと、わかめのほうが踊ったと思う。

でも、おもしろい表現を知れたので、いつか使いたい。
「踊るように~」

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