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【休学ライフ1】夢の国の人になった話

ども!てんです!

今回は大学休学ライフ全5作の第一弾!
夢の国でのアルバイトでのあれこれを話していきます!

正確には休学する前からアルバイトはしていて、タイでのインターンが始まるまで続けていました。

私は学生時代に約10個ほどアルバイトを経験しましたが、ここでのバイトが一番やりがいがあり、人として成長することができました。

ちなみに、私はショーやパレードに関連するキャストをしていました。

なぜキャストに?

働き始めるまでは特にコンテンツが大好きと言うわけでもなく、パークに遊びに行くのも年に1回程度でした。

ライオン○ング、リトルマー○イド、美○と野獣など主要な作品もみたことなかったので、働き始めた時は自分よりもゲストの方がキャラクターに詳しい事件が起き慌てて大学の図書館のDVDコーナーで主要作品を片っ端からみてキャラクターの名前を覚えていました。笑

そんな私がここで働こうと思った理由は以下の2つです

1、コミュニケーション能力をあげたかった
2、英語を使ってお金を稼ぐ経験がしたかった

1、コミュニケーション能力をあげたかった

正直それまでも自分がとてもコミュニケーション能力が低いとは思っていませんでした。ですがマレーシアの2週間のボランティアに行った時に、ほとんど英語も通じず私も現地の言葉がわからない状況でホームステイをしていました。
川の泥水でシャワーをしたり、寝るためのマットレスにはベッドバグが無数にいて翌日には背中一面が赤い点々で埋め尽くされるなど今までの生活環境とは真逆で正直しんどくなっていたときに、ホームステイでお世話になった家族の非言語的に伝わってくる自分を思い遣る気持ちが伝わってきて、別れの日には心の暖かさに大泣きしてしまいました。
(この家族はシングルマザーで自分を構うような余裕がないはずなのに、、)

この経験から、ホストファミリー達のように言葉に囚われず相手を考えて行動できるようになりたいと思うようになりました。

2、英語を使ってお金を稼ぐ経験がしたかった

これはシンプルにより実用的な英語に触れる機会がもっと欲しいと思い、海外からも多くの方が来園することから最適な選択だと思いました。
(後に社内で行われる英語の試験に合格し英語が話せるピンを頂きより積極的に英語を使う機会に恵まれました)

働いていて楽しかったこと

いやー、一番に言えるのはハッピーな雰囲気な人たちに囲まれて働くこと自体が楽しかったです!!

みなさんパークにいる時点で通常よりもテンションがバグってるのでワクワクした気持ちが伝わってくるのでなんなら一緒に楽しめるのは最高でした!

印象に残っている出来事は、たまたま小さい子と仲良くなって楽しい時間を一緒に過ごせただけなんですが後に自分宛に手紙を書いてくれて
『大きくなったらてんさんみたいにキャストになりたい!』
といってくれたときには涙にきました TT(※涙にきたとは?)

働いていて大変だったこと

大きな成長を実感できたということはそれだけ困難があったということ。
正直、楽しいことの3倍は大変なことありました。めちゃくちゃ失敗したました!!笑

その1
--大人数の前で話すの緊張しすぎて声出ない事件--

これは軽いトラウマです笑
それは働き始めてすぐのときに起きました
練習もたくさんするんですけど人前に出るとまるで違う世界!
上がっちゃう人は共感してくれると思うんですけど、数十-数百の人の目線が自分に集中してるのを意識すると文字通り頭が真っ白になってしまうんです、、、

本来時間内に言わなきゃいけないとがあったのですが、ゲストの前に立つと頭が真っ白になり次の瞬間にはタイムアップ、、
側から見たら、ただ目の前で立ち尽くしている人です。。。

声を出そうにも何を言うのかわからない(とんでる)、そもそも息が出てこない、心臓の音バクバクうるさすぎパレードかよとつっこんでました(そんな余裕ない)

完全にやらかしました。職務放棄です。ぐぅぅ

こんなの一生できないわオワタ状態でした。

ところが人間ってすごい!!最初の方が緊張しながらもなんとかこなし数を重ねていくと、自分なりにアレンジを加えたりゲストに絡んで笑いを取ったりすることを考える余裕も出てくるんです。
自分なりに大きく乗り越えたコツは、演じることでした。
間違いなく素の自分として話すとどうしても緊張してしまうんです。
なので話しているのは自分ではなく話すのが上手なイケメンを演じると自然と自信が出てきて話せるようになりました。

その2
--シンプルに話すのむずい--

これは大勢の前で話すとかではなく1対1での会話です。
例えば初めて来園した人に道案内するのってマップ使っても意外と難しいんです。(一説によるとよりパークを探検してもらうためにあえてマップを本来の地形とは異なった形にしているとか、、)

私の癖で長く話がちになってしまうので端的にわかりやすく伝える工夫を考えるきっかけとなりました。

その3
--親知らず痛すぎ--

これが一番しんどかったです笑

バイトの前日に親知らずを2本抜いたんです。
(一本は縦、もう一本は横に倒れてた)
抜いたことある人はわかると思うんですけど抜いた後もしばらくは出血止まらないしちょっと刺激するだけでまた血が出てきてしまうんです

そんななかバイト当日も痛み止めを飲んで働いてると、パレードのフロート(音楽が流れてくる大きなやつ)が目の前を通ったとき爆音の振動を伝わって直接親知らずの傷に響いてくるんです。

防ぎようのない攻撃に少しずつ開いていく傷口

終わった頃には口の中は鉄の味で充満してました。笑

まあちょっとネタっぽくなっちゃいましたが総じて楽しかったです!

この後はタイに行くことになります!

ハハッ!