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終礼を毎日→週1にした話

こんにちは。デザインマネジメントファームCOLOGUEでデザインリサーチをしています、藤井です。今回は、COLOGUEの「終礼」の方法と利用しているNotionのテンプレートを共有します。定例のMTGをちょっと変えてみたいなと思っている方、なんとなく終礼が億劫な方、ぜひ参考にしてください!

きもちよく仕事を終えるための30分間

COLOGUEの終礼は週に1度、金曜の終業30分前から。チームメンバーのチャレンジやモヤっとを成仏(笑)させる場です。
「できたこと」「もっとよくしたいこと」「来週やりたいこと」「メンバーへのサンクス」の4項目をNotionで共有しています。記入と口頭共有、質疑応答含めて30分間(任意で延長)です。

Notionテンプレートはこちらから

右上の「複製」をつかってテンプレートをコピーして使ってください。

背景:毎日終礼していたこともあった

2年ほど前までは、週に1度ではなく「毎日終礼」をしていました。どちらも試してみて、短く細かく実施するよりも週に1度じっくりお話した方が満足度が高いということで、ここ1年ほどは「週1の終礼」スタイルです。

個人的・終礼が週1になるとここがいい!

圧倒的に帰りやすい!(特にオフライン)

毎日終礼があると、退勤時にどうしても他のメンバーを意識してしまいます。終礼で「お疲れ様でした」をみんなで言い終わったあと周りが帰らないと帰りづらいな〜と思っていました。
あとは、当時の終礼は終業後のスタート・延長しがちなので「毎回18時に私は帰ります」宣言をしないと毎日定時退社は難しかったのです。

モヤっとを気軽に相談できる!

毎日終礼は、どうしても1回の時間が短くなります。そのため1日の取り組みを共有するだけで終わってしまい、困っていることや漠然とした不安感などは伝える隙間はありません。なんなら周りは終礼を終えて早く帰りたい(もしくは残業を終わらせたい)と思っているので、自分のもやもやにチーム全員の時間を使うのは申し訳ない気持ちにもなっていました。
終礼が週に1度になることで、使える時間が増えてもやもやを共有しやすくなりました。

1日で成果をのこさなくてOK!(な気がする)

充実している日もあれば、いまいち進まない日、乗らない日もありますよね。充実している日の終礼は自信まんまんなのですが、「乗らない日」は「成果報告」で浮き彫りになってしまい、若干終礼が憂鬱〜…なときもありました。
デザイン業務は特に、数日かけてアウトプットになることが多いので、週きざみでは「〇〇のロゴ制作を進めました(明日も一緒)」のような経過報告になってしまい、全然サボってないのになんか進んでない感じになりやすい気がします。ですが、1週間もあればなにかしらきちんと進捗します。それを週に1度伝えるだけでいいので、毎日の心持ちが少し楽になりました。


週1終礼のコツ

就業時間内におさめる

週末に落ち着いた気持ちでメンバーのできたことに向き合えるように、できれば就業時間内に終礼をはじめることをおすすめします。

チームメンバーを自分の業務のSlackチャンネルに招待する

私たちは、自分が関わっているプロジェクトのチャンネルにチームメンバーを必ず招待しています。わざわざ「〇〇というプロジェクトが佳境で〜」と伝えなくても、チャンネルが動いていたらなんとなく雰囲気を知ることができるからです。

Notionをつかった終礼の進め方

Notionのテンプレートに記入して、一人ずつお話する

  1. 「今週のお天気(気持ち)」「できたこと」「もっとよくしたいこと」「来週やりたいこと」「他メンバーへのサンクス」を記入します。

  2. 記入が終わったら、一人ひとり記入内容を話していき、質問やコメントがあれば直接つたえます。

  3. 今週もおつかれさまでした〜☀️


おまけ:自動的にアーカイブされます

「今週のこと」に記入した内容は自動的に消え、タブを「アーカイブ」に切り替えると見返せます。毎回テンプレートをコピーしたり日付を入れたりしなくても使えて便利です!

チームのかたちによって、終礼もさまざま

いろいろな試行錯誤の末、終礼は今のかたちができました。定例の取り組みはちょっとした「?」があっても「そういうもの」と飲み込んでしまいます。今回のテンプレートが、いろいろな形のひとつとして、皆様のチームづくりに役立ちますと幸いです!


#やってみた大賞

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