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2021年最後の『整線』を簡単に 「ケーブル保護チューブ SLEEVE」の話

「自分の使っているスペースをきれいで快適にしたい」

11月に突然思い立ってお店の定休日に作業をはじめた。
2m以上の高さのある棚を知り合いから安く買って、雰囲気の合う棚を取り寄せて・・・と準備をしている間が一番楽しい。
でも、既存のレイアウトを移動させはじめると、いろんな家電につないでいた配線が姿を現し始めた。

そりゃあもう、別に狙って三編みにしたわけでもこんがらがってぐちゃぐちゃっとしちゃっていた。
もちろんコンセントから配線をすべて引っこ抜いて、キレイに直していったんだけど、こんな大変な作業はできれば繰り返したくない。
そしてこの配線を整え、維持することは、これから大掃除シーズンに入るたくさんの皆さんにとっても頭の痛い課題だと思う。

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今回はそんな配線を優しく包み込んで整え、ぐちゃぐちゃリバウンドを起こさないためにうちのお店で作った「ケーブル保護チューブ SLEEVE」を改めてご紹介させていただきたい。

整えるからにはリバウンドしたくない

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ケーブル保護チューブ「SLEEVE」を自分自身使いはじめて感じたのは、太い線って絡まないんだなというシンプルなこと。

髪の毛や糸くずがいつのまにか絡まりあってホコリになってしまったり、USBケーブルたちがいつの間にかごちゃごちゃと絡まり合ったりすることはあっても、太いチューブであれば根本的に絡まったりはしない。
言葉にすれば当たり前なんだけど、使って実感するとそれだけのことが大変ありがたい。
中に入っている配線も、チューブの中で保護されている分には勝手に絡まりだすことはない。配線を整理したその時に姿をセーブするかのように、整えてくれる。

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延長コードや電気配線がパッケージの中でまとめられていた時にウニョウニョっとクセがついていることがほとんどで、それも気になっていたけれど、SLEEVEの中に収まるとそのノイズのようなうねりもチューブの中に収まって解消されたりする。
こんな風に、ケーブル保護チューブは簡単に、配線で気になったことをなんとかしてくれる。

取り付け、取り外し、分岐が簡単であること

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これまでの特徴は、スパイラルチューブなどでも解消できる部分だけど、ケーブル保護チューブ「SLEEVE」ではもう少し踏み込んでいる。

取り付けるのがめんどくさくないこと。
取り外すのも簡単であること。
途中で配線を分岐したいときにも楽であること。
そしてインテリアに馴染むこと。

これらの問題をまとめて解決できる手段をもとめて、鉄道車両や航空機、医療機器などにケーブル保護チューブを提供するメーカー デンカエレクトロンさんと一緒に取り組み、商品化までたどり着いた。
ポリエステル製の糸を編み合わせることで生み出されるメッシュ構造は熱がこもりにくく、素材自体も難燃性も持ち合わせている。

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一見、丸い管のように見えるSLEEVEだけど、その構造は上の図のように完全に閉じてはいない。
ケーブルを包み込み、チューブの形を保つよう形状記憶を施されており、中のケーブルをきつく圧迫するようなことがないようにしている。太めのケーブルが数本入った場合にも、内容量にあわせてチューブが膨らみ対応してくれる。

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SLEEVEそのものは、手作業でも比較的簡単に取り付けできる。
ただ、たくさんの場所への取り付けや、長いコードに取り付けをされる場合は、別売りで販売している「ヘラマンタイトン社のHAT」というパーツを使ってもらうと効率が爆上がりする。
ケーブルをするするっと通すこともできるので、少しでも快適で簡単にケーブルを整えたい!という方にはこちらもおすすめだ。

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また、ケーブルの取り外しや分岐もこの通り。
スパイラルチューブのような作業が発生せず、チューブの隙間から取り出したいケーブルを抜き出すだけで完了する。
部屋の模様替えや家電の場所移動の際に、せっかくスパイラルチューブで整えたのにすべて外してやりなおし・・・というのは辛い作業だったけれど、SLEEVEを使ってもらえばそんなことはない。

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分岐されたケーブルにも強い付加はかからないので必要なところで抜き出して使ってもらえればと思う。

インテリアと調和できること

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ケーブル保護チューブで最も意識したのは、「インテリアに調和すること」だったりする。
既存のケーブル保護チューブはあくまで作業用といった感じで、半透明やブラックといった素材そのままの色合いで、隠しておきたい存在だった。

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そこでケーブル保護チューブ SLEEVEにはグレー色を採用。
半透明気味のホワイトカラーと最後まで迷ったのだけど、グレーの方がインテリアとの調和性も高くて違和感なく溶け込むと感じ、この色を採用した。

窓近く

長さは、0.5m、1.0m、2.0mの3種類を基本として、それより長いものには端っこを重ねるようにして使っていただいている。
上の写真でも継ぎ目が真ん中より少し右寄りにあるけれど、注視すればわかるけれど意識しないと気づかない状態に仕上げることができている。

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こんな風に床と壁の隙間に這わせてもらえれば、両面テープで取り付けるタイプのモールなどを使わなくても十分お部屋に調和してくれる。
ぜひ、おうちはもちろんお店の掃除の後にも、取り付けてもらえれば活躍できると思う。

2021年の最後に『整線』を

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ケーブル保護チューブ SLEEVEは、今年の6月のクラウドファンディングを通して誕生し、現在は商品として一般販売を行えるようになりました。
そして、いよいよ配線を整えるタイミングとして最も役に立つ「大掃除」の時期をはじめて迎えます。

通常は郵便局のサービスを使って数日かけてのお届けとなりますが、配送方法でヤマト運輸を選んでいただければ最短1日でのお届けも可能です。
ぜひぜひ今年最後の聖戦ならぬ「コードの整線」に、ご検討いただければ幸いです。

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