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走り出せ! 全人類の子供心 「PLUS ハシレエンピツケズリ!」が最高な鉛筆削りだった話

「親父(といっても差し支えない自分をはじめとする年代の大人たち)が夢中になるわけだ」

そう。はじめは正直舐めていた。
車の形の鉛筆削りだなんて…
しかも名前は「ハシレエンピツケズリ!」だなんて…
テレビでも取り上げられていますよ…なんて情報、いつもならあまり注目しない。

でも、自分のお店でも取り扱い可能だとわかったものだから、とりあえず1台だけ入れてみよう…
そんな気持ちから、ついつい発注ボタンを押してしまった。
思えばこの時点からなんとなく感じていたのかもしれない。
この鉛筆削りが大真面目に作られた最高なアイテムだということに…

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ということで今回は、軽い気持ちから仕入れはじめ、まんまと魅了されたアイテム。 PLUSさんから登場した、ハシレエンピツケズリ!についてご紹介させていただきたい。

とにかくフォルムからしてかっこいい

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さて、この「ハシレエンピツケズリ!」
正直言ってフォルムからしてかっこいい。
空気抵抗のおさえられそうな流線型のフォルムは近未来を感じさせるし、一人乗りを思わせるサイズ感もレーシングマシンのようなスタイリッシュさを醸し出している。

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特に後方からの姿なんてとてもいい。
鉛筆を削るための穴は、レーサーレプリカのバイクで流行したセンターアップマフラーか、それとも加速をかける時に火を吹くロケットのブースターのようで心をくすぐられる。

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対象年齢は5歳以上とあるのだけど、たぶん一番心をくすぐられるのはもっと大人の層なんじゃないだろうか。
子供だましなものではなく、大人が本気で作ったものを子供はきっちり受け止めるというけれど、この鉛筆削りには見た目からして妥協が感じられず、この時点で私の心は惹きつけられていた。

更には機能まで最高である

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続いてハシレエンピツケズリ!の機能面はどうなのだろうか。
そう思って削ろうとした時、ついつい鉛筆の側をくるくると回しそうになるけどそれは間違い。
そう。名は体を表すとはよく言ったもので、ハシレエンピツケズリ!も「走る」ことで鉛筆が削られるといった仕組みになっている。

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後方の穴に鉛筆をさして

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車体上部のロックをしっかりとセット。

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あとは、子供心の走り出すままに、車を前後に走らせればあら不思議

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鉛筆の先が尖っていくわけである。

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この時、前向きだけでなく後ろ向きに車体を走らせても鉛筆が削れるように、車内の鉛筆削りが回転することにご注目頂きたい。
子供が車で遊ぶ時には車体を前後にスイングするように動かす行為が、しっかりと機構として受け止められている。
わざわざ予算をかけてここまで作り込んでいることにもPLUSさんの本気を感じざるを得ない。見ているだけでもなんだか嬉しくなってしまうのは私だけではないはずだ。

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もちろん、削りカスは車体内部に溜められていく仕組みになっている。
これならゴミが飛び散る心配もないし、捨てる際にも簡単だ。

ちなみに楽しくて鉛筆を削りすぎることまで見越して、鉛筆をたくさん削っていると「カチカチカチカチ」と音でお知らせしてくれる削りすぎ防止お知らせ機能までついているのには脱帽だ。
どれだけ、こちらの動きを見透かされているというのだろう。

もちろん、私のような存在はPLUSさんにとっては知ったこっちゃないことなのだろう。だけれどきっと、ハシレエンピツケズリ!を作った担当の方も、使っている時の楽しさを自身で感じながら作られたのではないかと思う。
きっと、みんなでなんとなく企画会議をしていただけでは、こんなモンスタースペックなアイテムは生まれてこないと思うのだ。

細部に宿ったこだわり

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ハシレエンピツケズリ!のこだわりは、それ以外にもとどまるところを知らない。

例えばこのパッケージ。
もう、完全におもちゃ売場に並んでいても全く遜色ない。
クールな車体が、箱の窓から覗ける演出なんて、おもちゃ売場でみるそのものだ。

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更には車体下部にはお名前シールまで標準搭載されていることには驚きを隠せない。
そうなのだ。このアイテムはお子様用なのだ。
学校にもっていくものにはお名前シールが必要なのだ(持っていったら没収されそうだけど)。
更にはお友達同士で使い合っていた時に、持ち主以外の子が握りしめて話さなくなった時にもお名前シールで誰のマシンかがわかることで、「これは◯◯ちゃんのエンピツケズリだよ。ここにお名前も書いてるでしょ」なんてお母さんが子供を嗜める姿まで脳裏には浮かんでくる。

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そしてよくよく見てみると、半透明な裏側から歯車の動きまで覗くことができることにも気づくだろう。
どうして前に動かしても、後ろに動かしても、鉛筆削りが同じ方向に回転するんだろう・・・

そんなお子様の(そして我々の)疑問にも先回りして、構造を教えてくれる優しさ…
ハシレエンピツケズリ!を始めに舐め腐っていたことが恥ずかしくなるくらいのクオリティに私はすぐ追加発注ボタンを押すことになったのは言うまでもない。

走り出せみんなの子供心

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ここまで説明すれば、もう多くを語る必要はないと思う。

本気で作られたものは、子供にも大人にも多くの喜びをもたらしてくれる。
ぜひこの鉛筆削りを手にとって、たくさんの人の子供心がウキウキと走り出したらいいなと思う。

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そしてもう少しリーズナブルでかわいい車型鉛筆削りも取り扱い始めました。


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