一人一台の Chromebook を渡してから2ヶ月ちょっと/レポートの電子提出
この2ヶ月でめちゃくちゃいろんなことを経験してもらったと思います。
何から書けばいいやらという感じで。
今、自然に使っているので、何が特記事項なのかがわからない🤣笑
一般的に想像できそうなことは一通りやってます。
資料作成なんかも結構やってたなー。
生徒によってPowerPointとスライドで好みが分かれてる笑
パワーポイント派が割といる笑
あと、スライド資料を作らせると、ボクのが作る資料に似てくるから、もっとしっかり作らないとなって自省します!!😅
良いスライドをたくさん見てほしいな。
おっと。資料作成なんていうのは初歩の初歩ですね。
やって欲しいと言われていた工業高校特有のレポート作成のドキュメント化!
こちらは2回くらいやりました。
やって思ったことですが、
レポートに何を求めるのか
これが各ショップでかなり曖昧だったと思います。
何をさせたいのか、目標・評価項目の精選をしないといけない。
と、つくづく思いました。
紙で提出させていた時、結構形になっているので、教員側もできた気になっていました。
しかし、電子化すると、生徒同士で見せ合う機会が少なくなり、レポートの記述がかなり減りました。
もちろん、共有すれば見合うことができますが、彼らはしっかりと自分は自分!で作ってくれています😆笑
これまでは、できている子のレポートをみんなで見合って、作っていただけなんだよなー。
それを教員側は、
しっかりできていていいね!👍
となっていたと思います。
何が必要で、何がいらないのか。
何を求めているのかというのが、わからない。
もちろんシラバスや実習テキストはあるし、
これを書いてきてね!
とは指示をします。
ただ、生徒が書いてきたレポートを見ると、
そもそも指示が正しかったのか。
何を考えさせたかったのか。
どんな能力を身につけさせたかったのか。
わからない。そんなレポートが続出しました。
これは、教員が反省すべきことです。
ボクの所属学科の先生も、とても良い勉強になっているとおっしゃっています。
レポートとは。実習で何を学ぶべきなのか。
そもそも
工業科の実習は、1年を通して、グループごとにいろんな分野の実習を行います。
担当の先生、分野によって全く異なるので、先生の色がとても出やすいです。
だからこそ、課題物やレポートの評価基準を明確にし、統一性を持たせる部分が必要です。
当たり前なんですけど、これができていないところは多いんじゃないかと思います。
(ボクの学科ではとっくに統一済み、というか当たり前です。評価基準、ルーブック表、観点別諸々の要素を踏まえたシートを作りました。ボクが3学年分、全ショップ分毎年作ってるんですけどくそ大変。)
もちろん、溶接と電気計測では全然分野が違うので、評価の材料は違くなりますが、評価基準や項目、生徒の資質能力の部分では共通なものも多いです。
この辺りは、正直、普通教科と比べて、かなり遅れているという感覚があります。(あくまでも自分の周り)
来年度から、GIGAスクールの世代が入学してきます。
工業科教員の資質能力も向上していることが求められます。
一台端末導入云々であーだーこーだ言ってる場合ではないんです。
効率化やICTなんて、やって当たり前。
それよりも、教育の質をどうあげるか、多様になっていく学びに対応した評価方法の研究。
教員本来の業務はそういうところですよね。
本質を忘れずにいきたいものです。
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何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️