ライブ観戦記:Arch Enemy Live In Bangkok Deceivers Asia Tour 2024
こんにちは。
今回は、2024年5月21日に行われたスウェーデンのメロディックデスメタルバンド Arch EnemyのDeceiversツアー バンコク公演の感想です。
はじめてのArch Enemyライブ
Arch Enemy、世界的に人気があるメタルバンドですが、そんなに一生懸命作品を聴いていたわけでなく(代表曲は知っていた)、ライブも今回はじめてでした。
今回のライブはこの知名度のバンドとしてはチケット代が安く(早割で1800バーツ、当日券でも2200バーツ)これは見に行くしかないね!となったのです。最近は彼らほどの知名度がなくてもチケット代は2500バーツ超えのものが多いので。
同じように考えた人が多く前売チケットが売れたためか、当初発表されていた会場(Mr.Fox)からHollywood Bangkokに変更、広くなりました。
以前Mr.Foxでメタル系のライブを見た際に音があまり良くなかった印象なので、この変更は嬉しかったです。バンコク中心部からMRTと徒歩で会場までサクッと行けるのもGood。
ライブ雑感
以下感想を箇条書きで。
メンバーがステージに登場しての第一印象、ベースのシャーリー・ダンジェロがデカい!ステージ上での存在感がすごい。熊のようでした。
ボーカルのアリッサがマイクをお手玉のように左右するアクションがカッコよくもかわいい。
マイケル・アモット先生のギターも流石の一言。貌で弾くギター。
黒ずくめの楽器隊にスパイダーマンスーツな装いでデスボイスを放つ女性ボーカル、という風貌なのにとてもポジティブな雰囲気のライブ。意外だったけどそれがとても良かった。
改めて楽曲を聴くと、メロディはギターが担っていてボーカルは楽器の一種という風に感じました。しかも曲はけっこうキャッチー。歌えるギターリフ。
アリッサの足元の扇風機だけが庶民的でステージ上で異彩を放っていた。アレは黒く塗るとか目立たないようにするとかしたほうが良い気がする。
音は1,2曲目こそボーカルが引っ込んだ感じだったものの、3曲目以降からバランス良い音でストレスなくライブを楽しめました。
客入りは会場の7〜8割くらい、後方は隣の人との距離が保たれた感じの隙間があり快適でした。
前座の2バンドについて
バンコク公演では、Arch Enemyの前座としてタイのDezemberとヨーロッパ(ハンガリー/チェコ/ドイツ)のAMALGAMAが出演していました。
Dezemberは今年30周年を迎えるタイの大御所バンド。ジャンルで言うとProgressive Death Metalでしょうか。
残念ながら今回はライブ前に大雨が降ったせいで間に合わず見られませんでした。
AMALGAMAはHelloweenの流れを汲んだメロディックメタル。初めて知ったバンドでしたが、非常にキャッチーなメロディとハイトーンボーカル、そしてステージ上のピエロのメンバーが印象的でした。
まとめ
はじめてのArch Enemyライブ、ポジティブな雰囲気で後味爽やか。
過去の作品も改めてアルバム単位で聴いてみようと思います。
ではまた。
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