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社会人95日目

耐えきりました3ヶ月。春うららかな4月は過去に。いつの間にか2021年も過半を通り越し、新卒はどのように7月を迎えたのか。前回の記事と近況を比較しながら振り返る。


1.朝の準備について

 朝はやはり慣れない。ベッドから体を起こすときが一番体力を使う。正直起きてしまえば後は流れ作業的に玄関から出るまでに至る訳であるが、6時半にけたたましく鳴るアラームを説き伏せて起床に至る頃には、既に針が7時10分前を指していることも珍しくない。

 そういえば前回はグラノール+牛乳が朝食の基本であると豪語したが、最近はちょっと飽きつつある。窓ガラス越しにくぐもった雨音が聞こえる朝が増えたこの頃は、肌寒さと硬い食感のグラノールの相性が芳しくない。そんな日はちょっと頑張ってパンを焼き、あたたかいコーンスープを作った日もあった。

ちなみに今のところ最推しグラノールはこれ↓(比較的高価格帯であるが、食感が柔らかく程よい甘さで食べやすい。)


2.昼飯について

 かつてはしっかりとスーパーで弁当を買うなどして充実したランチを実現しようと努力していたが、最近は弁当を買うのは週1程度になってしまった。というのも、スーパーの弁当とは基本的に中身が変わらないのである(つまり飽きが来ている)。

 電話で注文する仕出し弁当は500円と割高ではあるが、日替わりメニューである上に管理栄養士監修ということで、飽きが来にくく健康にも良い。最近は全く頼んでいないが、週1くらいなら頼んでも良いかと思い始めている。

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 最近のランチはざっとこんな感じに落ち着くことも多くなった。惣菜パンや菓子パンは1個あたり100円ちょっとである上、これに野菜ジュースをつけても300円程度。デスクワーカーは極端にお腹が減ることもないので、これで事足りてしまう。ヤマザキのカレーパンはうまい。


3.仕事について

 3ヶ月も同じ職場にいると、少しずつ周りの人のことが見えてくる。仕事の内容や取り組み方、話し方や考え方の癖、性格、家族構成など。これらが見えてくると、当然に仕事はやりやすくなってくる。ちょっとした雑談もできるようになってきた。円滑なコミュニケーションは円滑な仕事に直結するため、ここはしっかりせねばと思っている。

 自分に任されている仕事については、その目的と方法が一定の形を伴って理解することができるようになる時期でもある。一方その弊害として、その職責の重さや、その仕事の過程で生まれる利害の、「害」を受ける側のステークホルダーの存在も明確になってくる。

 教育行政職のステークホルダーは学校と保護者が主たる例である。我々の仕事は感謝されることは少なく、むしろ現状の課題や不満を投げかけられることの方が多いということも知った。自分ではどうしようもないことを電話口で詰められることも何度かあった。

 自分が発する言葉の一つ一つが、組織の責任として降りかかる可能性を常に秘めているというのは何ともやりにくい。良いことよりも悪いことの方が目に付きやすいということを受け入れつつも、新参者の模索は続く。


4.余暇について

 夏季休暇6日と年次有給休暇20日については、理由の如何を問わず任意に休めるボーナスタイムである。夏季休暇については100%、年休についても80%以上の取得を目指す弊社()であるが、この達成はなかなかに難しい。

 そもそも新人がそんな頻繁に休んで良いのか?という呵責に苛まれる。周りで定時に帰る人は、恐ろしいことにパートタイムの職員ぐらいである。正規職員はほとんどと言っていいほど残業をしている。

 このような現状にあっては、もはや定時に帰るだけでも神経を使う。休暇をうまく取得できるようになること(上司と相談し、どこなら問題なく取得できるかを話し合うこと)もまた、社会人として必要なスキルであると感じる。ちなみに平日ど真ん中の水曜日の年休は、1回取得してみたのだがオススメである。2日行けば休みというのは強い。


5.ルーティーンについて

 ・月曜日→(考え中)
 ・火曜日→アニメが観られる!
 ・水曜日→夕飯は外食で
 ・木曜日→お昼を少し豪華に
 ・金曜日→銭湯に行く
 ・土曜日→外出の日
 ・日曜日→家でゆっくりする日

 これは前回の記事で「1週間どのようにモチベーションを維持するか」といった節で唱えたウィークルーティーンであるが、現在は少しずつ瓦解しつつある。

 まず月曜日と火曜日は、もはやただ職場に行って帰るだけである。アニメに関しては最近、通勤電車の中で見るという選択肢を得た(もともとあったけど)ので、貴重な在宅時間を潰してまですることではなくなってしまった。もはやアニメを家で観ることの価値が相対的に下がってしまったという事実に、社会人としての恐ろしさを実感している。

 そして木曜日のお昼を豪華にすること、金曜日に銭湯に行くことも最近は履行できていない。まず出ていくお金を少しでも貯蓄・積立に回したいと思うようになったのが一つ。そして銭湯については最近人が多く(コロナで行くところがないのだろう)、混雑と治安の悪さを避けるために1ヶ月ほど行っていない。

 一方で、水曜日の夕飯を外食にするというのと、土日いずれかを外出日とするというのは続いている。水曜の外食は9割方中本にしか行っておらず、消化器官をやられるのも時間の問題である。大学在学中に一度肛門科のお世話になっているため注意したいところではあるが、アルコールの代わりにカプサイシンでストレスを解消しているとご理解いただければありがたい。


6.おわり

 おわりです。ざっとこんなもんでしょうか。とにかく今のところは持続可能な仕事だと思っているので、できることをできるだけ、完璧より最善をモットーに頑張りたいと思います。

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