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期待もあり寂しさもありのシリーズ最終章見応えあるのは間違い無い「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」見た

Jurassic World: Dominion / 2021年製作の映画
鑑賞:2022.8.4 記事公開:2022.8.4
監督:コリン・トレボロウ、脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレボロウ

超人気シリーズ最終章。予算なり技術なりが現時点で最高の物が投入されるこの作品を劇場で見ない選択肢は無い。
ワールドシリーズは劇場で見ているが、念のため再鑑賞。1はやはりクレアの秘書さんの残酷な最後がつらい。炎の王国は内容が内容だけにちょっと暗いイメージは変わらず。
恐竜にそれほど興味はないが、巨大な生き物が暴れたり戦ったりする映像は人並みに楽しめる。


今作はクローン人間役のイザベラ・サーモンさんが鮮烈すぎた。佇まいはスーパー8にエルファンングをちょっと元気にしたようなイメージ。新たなビックスターの誕生を見てしまった。
他には新キャラの飛行機パイロットのお姉さんがやたらと素敵だった。見た目のしかも知れないけどやってることの割に存在感が高い。密売屋の白い服着たサントス役のディーチェン・ラックマンさんも印象的な面立ちで今後も見かけそうな役者さんだった。
最近の悪役に成り上がりテック企業CEOが多いのは面白い。映画業界はリベラルだと思うけど、何かやなことあったのか?今作は見た目が、ティムクックっぽいし、お辞儀をしてるとことか元ヒッピーのジョブス感。ドントルックアップはジョブスとウォーホールを混ぜたと言われる彼も最高だった。

映画はかなりサービス盛りだくさんだった。
恐竜がついに街に飛び出したシュチュエーションがアツい。これは今までに無い展開で良かった、最近の007を見てるようだった。これはおそらく次作ジェラシック・プラネット(予想)でメインの見せ方になるんじゃ無いだろうか。
ジャングルのシーンもあるし、研究所のシーンもあるし、シチュエーションも出し惜しみ無し。
毛がある恐竜も目新しくて良かった。あんな風じなるんだ。他にも目新しいやつはいたけど、このシリーズなので最新の研究結果みも続いているだろうから、出てくるたびにテンションが上がる。恐竜そんなに好きでも無いのに!
今シリーズではクレア役こ女優さんが吊り目系美人で良かった。冷たい仕事女という役だったと思うけど、役者さんの個性も相まって一辺倒ではなく魅力的だった。登場時はイケメン美女コンビで、あんまりジェラシックっぽく無いなと思ったけど、もうすっかりシリーズの顔になったお二人も最後かと思うと名残惜しい。

そういえば、もうすっかり忘れてたけど、恐竜のCGが凄いなんて誰も言わなくなってて凄い。
ちゃんとドラマの中で魅せてるということだし、技術も見せ方もCGっぽさを感じさせて無いってことだし。
時代的に当たり前になったという事もあると思うけど、CG技術の進歩なんて気にする隙すらなかった。

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