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人気者バンブルビーのスピンオフ!黄色いビートルに女の子が主役と今までにないトランスフォーマー「バンブルビー」見た

Bumblebee / 2018年製作の映画
鑑賞:2019.03.22 公開:2020.05.26
監督:トラヴィス・ナイト、脚本:クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン

予告編が楽しそうで良かったので。

映画的にはお話もキャラクターもシンプルで普通だけど、どれも高クオリティ。
トランスフォーマー的にちゃんと車や乗り物がロボットなって、シリーズ後半のストレスが発散できて良かった。
トランスフォーマーというものがどうゆうものか知らないけれど、世界を救わなくても楽しいということがわかった逸品。

note追記
昨今の女性の立場を尊重する風潮を反映して、監督は男性だけど、脚本クレジットは2名とも女性。クリスティーナ・ホドソンさんはマーゴット・ロビーの「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」にも参加してました。女子向けの作りで見てて面白いものを作れるのは凄い才能ですね。
男性の中で女性の立場を主張するというよりは、女の子が女の子の人生を生きている。その様が魅力的ならお話の主人公としてOKで、そこには男女とかはあんまり関係なくイキイキとしたキャラクターがいる。そんな作品を提示できているように見えました。
ソフィア・コッポラはかなり女性的感性の特化を目指している作家に思います。グレタ・ガーウィグさんは女性目線から人物の世界観を広く提案できているように見える。女性作家たちの才能がいよいよ自由に大空を舞い始めたような空気を感じます。
ぜひ今後とも自分の表現を楽しんでいただきたい。

あんまり比べるものでも無いと思いますが、やはり女性に向けて作られている「オーシャンズ8」なんかは、メットガラなど素材は女性向けだけど、やはりどこか男性が提供する「女の人ってこうゆうの喜ぶんでしょ」という目線から離れられて無い気がする。(「オーシャンズ8」は面白かったし役者もキャラクターも良かったです)


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