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北大路欣也さんの空海の映画を見てモーゼを思い出す

TSUTAYAで北大路さんの空海DVDがあり、やっと見れました❣️

内容も歴史に沿って、分かり易く面白かったです。

空海はなんでも極める人、抜かりない徹底した人格者。

人間であるゆえの煩悩を感じながらも、それをコントロールし、己の魂に従い生きぬいていく。

妥協は許さない、ながらも懐は暖かく精神性はどこまでも広く、何事も頂点に高げていく。

心に残ったのは、空海は村の人達が生き抜いていく為、たったの50日で力を合わせて海を造りなさい!と言い、

村人達は「そんな事できる訳ない!」と反発します。

空海は、

「私は寝ずに、これこれをする、貴方達も寝るのを惜しんで実行すれば、必ず達成する」

「貴方達にはもの凄い能力や力が備わってるのだ!」と言って、
(セリフはもっとチカラ強いです)

村人達を奮い立たせ、それぞれの自分の力を信じさせ、最後は目的が達成するというシーン。

これこそ真の指導者‼️ 感動🥺✨✨

ここで話はそれますが、

過去にさかのぼり、社会問題になってる宗教教祖の中には、私は神でブッタでイエスだ!とか言って、崇めさせる教祖が多いです。

聖書の黙示録でも、終わりの時代にはそのような者が沢山現れ気をつけなさい、偶像崇拝は辞めなさいとか書いてあり、予言通りになっています。

それも計画の一部なのでしょうね。

クリスチャンや宗教家ではありませんが聖書をちょっと学んだ事ありというだけです。


旧約聖書の出エジプト記に出てくるモーゼを映画で見た時、私はエゴの罪悪感がほとばしってる19歳でした。

強烈に10の戒めが自分の精神を貫き、人間であることの苦痛、太宰治みたいに人間失格の様に感じていました💧

まるでモーゼの時代にいたかのように、胸が張り裂けそうに💦

あの頃は人生を楽しめず、今の方がよほど楽しいです☺️✨

十戒の映画での海が割れるシーンは鳥肌が立ちました。

ファラオ率いる軍隊が追ってくる中、海の近くまで来ていたモーゼとイスラエルの民、

モーゼが神の杖で海を割って、イスラエルの民を海の向こう側に導くのです。

チョーカッコいいシーンです🤭✨✨

いえ、実話です✨✨

詳しく書いてある方のを借用しました🙏


水の力✨✨

空海との内容は違いますが、モーゼが杖で海を二つに割るシーンと、空海の海をつくる話がリンクしてしまいます。

空海の海が造られるシーン


共通点を探してしまいますが、性格は違います。

モーゼは話し下手で、人々に神の言葉を伝える役割が嫌で、よく神に対し短気を起こしてたようです。

自己肯定感が低かったのでしょう。

それでも大役を与えられたのでやるしかありません。

途中で何度か挫折しながらも、それでも神はモーゼの能力を知っていますから

「私がつくった子なのだからやれる」とばかりに、

見えない存在を信じ、民を率いるモーゼは、相当気に狂うようなプレッシャー😫だったに違いありません。


空海は徹底的に学びの早い習得→そして直ぐ実行、映画ですからストレートに無駄のない生き方に見えますが、

空海も生身の人間ですから、それなりに悩むこともあったでしょう。

そして人間の自分が出来るのだから、と、

自分と他の人間はなんら変わりない、と信じ、

他の人達にとっては、

「厳し過ぎる〜、えーっ、出来ないよー😭」と言っても、

空海は全く動じず、屈せず、慰めもせず、

絶対出来るのだ💪😠

と他の人間を導く力は半端ない‼️

神、というような、宇宙、源の存在に通じる人間の能力はもともと誰にでも内在していて、

「出来ない奴らだな〜」なんて神は人間の事を思う訳もなく、

『あなた方は必ず出来るのだから!!』

と常にメッセージを送ってるものだと思います。

究極状況で、出来る!、と言われた方が、考える余地を与えず、瞬時に能力が発揮されるのではないかと思います。

アウトプットは本当に大切ですね⤴️

人を教え導くのには、やはり自分を信じなければならないし、

空海は自分に徹し、学びと行いを休む事なく極めていったに違いないですし、

周りがどうだから、こうだからと翻弄などされず、肉体を持っている間に成し遂げる、目的を成就していったのでしょう。

「めんどくさいなー」とか「出来る訳ない」と、私は自分を落としがちですが、

この空海の映画は、自分自身を見つめ直そうと思える内容だと思いました。

空海の事は、最近調べたばかりで詳しくはないです。

詳しい方は沢山いらっしゃいますでしょうから、

良ければコメント下さったら嬉しいです😊✨✨

読んでくださって有難う御座います♫