手ぬぐいコレクション2023
これは10月の話なのだが、手ぬぐいマーケットに行ってきた。
「厳選して3本までとしよう、といっても5本くらい買っちゃうかも？」
と思っていたら7本買っていた。
なぜだ。
元々、手ぬぐい集めは友人Oの趣味だった。
手ぬぐい好き、けっこう集めている、と。
いいなあ、私も興味あるわー。といったら、
友人Oは誕生日プレゼントとして手ぬぐい＋手ぬぐいを飾る棒をくれた。
そこからである。
【茶ぶどう流 手ぬぐいの使い方】
①飾る
②ぬぐう（手、風呂上り、水辺上がり）
③包む（お弁当）
④ぬぐう（雑巾がわり）
①まずは飾る。自室の壁に。インテリアとして。
派手な柄、色づかいのものを飾るととても明るくなる。
6畳間の壁に飾るとわりと存在感があるので、手ぬぐいをかけ替えると部屋の印象も変わる。
私はだいたい1～2か月に一度、替えている。
その季節に合ったものが掛けられると、うれしい。
②通勤カバンや旅行リュックに入れて持ち歩く。ハンカチやタオルがわりに利用。
手ぬぐいは薄くてかさばらないのが大きな特長。そしてすぐ乾く。
日帰り入浴のハシゴをする場合も、2～3本持っていれば安心。
（※髪が長い場合、洗髪すると手ぬぐいだけでは厳しいだろうが）
水辺で足を濡らした際にももちろん使う。
夏は濡れた手ぬぐいを首にかけておくと涼しかったりしてよい。
緑の多い場所など、蚊が顔周りにやたら飛んでくるような状況で手ぬぐいを振り回して追い払うことも。
旅に持っていく手ぬぐい 色は落ちてきたけど柔らかい手触り
③お弁当包みとして。ハンカチがわりに。
ハンカチと違うのは細長いということ。お弁当箱の形状によっては難しいかもしれない。
私の今の弁当箱はやや細長いため、真ん中に置いて、キャンディのようにくるくるねじり、両端を上でぎゅっと結ぶことが可能。
④何十回も洗ってくたびれ、汚れたもの、あるいは自分の趣味で買ったわけではないもの（何かの記念品とか）で意匠的に飾る気にならないものなどは、雑巾にする。
例えば、雨に濡れた自転車のサドルを拭く。
現状、こんな感じで茶ぶどうは手ぬぐいを使っている。
きっと皆さんは他にも様々なナイスな使い方、雅な楽しみ方をなさっているだろう。コメント待つ。
ちなみに、一番好きな手ぬぐいは？ ……うむむ難しい。
ご紹介したいのはコレかな。
……好きなんですよ、『銀の匙』。私が買った数少ない本。
装幀の人は表彰されてほしい。
めっっっちゃ合ってる。作品世界に。
この「ソーダ水」、私の手持ちの中では柄がシンプルな方なのですが、
思い入れありますねえ。好きだから逆に年に数回しか使わない（笑）
【オンラインのみ】ソーダ水 | てぬぐいのかまわぬ 公式オンラインストア https://www.kamawanu.shop/c/tenugui/summer_tenugui/06609457
さて、今回の記事を書くにあたり数えてみると、2023年12月現在、25本の手ぬぐいを所持していることが判明した。
ほら、こんなにあってもかさばらない！ タオルではこうはいかない。
スペース的にまだまだ増やす余地はあるが、
問題は、手ぬぐいってすんごく長持ちだ、ということ。
数十回洗ってくたくたになっても、いやその時こそ、吸水力が高く、使い心地もよく。
手を拭くにはちょっと……というほど汚れてきたとしても、雑巾としてさらに長く使えてしまう。
つまり、捨て時がなかなか来ない。
初めての手ぬぐいが2016年使用開始、今も普通に手を拭くのに使っている。
長持ちなうえ、本数が多いので一本一本の登板回数は多くて一年に十数回。
どこかの時点で思い切ってリサイクルに出すなどしない限り、なくならないのである。
それなのに10月に7本いっぺんに買ってしまったのは痛恨事。
実は私は「物がどんどん増える」のが少し怖いタイプなのだ。
今年公開のジブリ映画は「増殖と崩壊」の映画だと喝破した批評家がいらしたが、我が部屋の手ぬぐいもこのまま増殖していくと、何らかの（何の？）崩壊につながるかもしれない……
……などというのは全くのたわごとであって、実際は、現在かけている手ぬぐいを眺めては
「オーロラきれいだなあ、シベリアでカミュたちもこんなの見ていたかなあ」
などとアホなことを考えている。
そんな日々である。
（PCがデータも丸々無事で、この記事も続きが書けてよかった……
そんな日々である。）
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