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ファンドレイジングで歩いてきた

ニュージャージーの大きな小児病院のファンドレイジングイベントに参加した。長男がお世話になり、かねてから参加したかったが、土曜日は次男の日本人学校の日で、今春中学卒業するまで暇がなかった。

大きな公園で行われたイベントは、チャリティーのため参加金を払って参加する。親戚や友人揃って何十人もの団体で参加する人も。チーム○○(病気した子供の名前)を結成し、ファンドレイジングのHPを立ち上げ、寄付金を募り数十万から数百万円もの寄付金を集める人もいる。

行ってみると、数百から千人規模の参加者がいて驚いた。運営スタッフのボランティアだけで100人はいそうだ。

ここに参加した子供たちの多くは重い病を経験しているので、家族の思いはよくわかる。

アメリカあるあるだが、こういうイベントはかなり頻繁にあり、人々は気前よく寄付する。スポンサーの会社もたくさんある。大手企業社員なら、寄付金出してくれるところも多い。とあるイベントに50ドル寄すると、会社も同額出してくれるので、合計100ドル寄付することができる。この場合、会社も個人も税金控除の対象になるため、誰もがウィンウィンになれる。

参加人数から言って、数億円規模のイベントだと推測する。

集まった寄付金は病気のリサーチや恵まれない人への治療代などに回される。

銃の国・危険な香りが充満するアメリカだが、見ず知らずの他人への優しさは格別だ。

来年も微力ながら貢献したいと思う。

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