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レールが途絶えた今の心境

2023年はいい年になる

そう確信した22年の末。

22年は体調崩すことや何かと大変なことが多かったから、次は絶対よくなる

確信したのはただそれだけの理由だったけど、実際にいい年になった2023年。

2024年はいい年になる

そう思えなかった23年の末。

それは23年がいいものだったから、とかそんな理由の他に

本当に未知の世界だと思ったから。

2024年は大学を卒業する年であり、社会人になる年だった。

社会人が全く想像もできずに先は暗かったし、今でもこの先どう生きるか分からなくて真っ暗。

夜寝る前の、真っ暗な部屋をみて

自分の将来みたいだと思ったのは何度目だろうか。

真っ暗な空間に外の信号機の色が少し差し込む、この薄暗い部屋で考える。

そもそもどうしてこんなに不安なのか。

ひとつ思いついた。

今までと違って、この先にレールがないからだ。

人は順当にいけば、幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、専門学校や大学と進むべき進路が決まっている。

中学以降の学校は義務ではないが、私の周りの世界では大学まで行くのが当たり前とされていた。

だから楽だったのだ。

うちは本当に幸せでありがたいことに金銭面における壁というものはなかった。

それ故に、ベストを出すだけだった。

進学する学校を選ぶにしても、たくさん勉強して行きたいところを目指す
それだけでよかったのだ。

しかし、今となってはレールが途絶えた。

未来を構想する力は、私にはない。
独立し1人になった自分を突き動かすための力も、ない。

いつ結婚するのか
いつ出産するのか
いつ退社するのか
いつ転職するのか
いつ死ぬのか

全てのタイミングが、完全に自分次第になってしまった今なにをどうしていいかが分からない。

全て、"しない"という選択肢がありつつ、こうなりたいという憧れをぼんやりとしてもっているのがまた厄介である。

やりたいようにできない自分がもどかしいからだ。
ただ、本当にタイミングが分からない。

もちろん、みんな人生の岐路なんてその時にならないと分からないとは思うが、

その時でない自分が、つまり今の自分が

将来のことを考える時、何も分からないことが怖いんだと思う。

分からない恐怖、何も見えない恐怖

この恐怖から抜け出す方法も残念ながら、分からない。

考えるだけ無駄なのか

誰か教えてくれ


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