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今更ながら「RRR」。無限体力2人の完全無双&勧善懲悪3時間。

今更ながら「RRR」を見に行ってきた。

あれだけの熱狂(何なら今でも盛り上がってる)を見て見ようと思っても、3時間の長さが障壁となって今日まで押さえられなかった。しかしU-NEXTのポイント有効期限が切れかかっていたのと、宝塚が舞台版公演中で再上映がされていたタイミングもあり、ようやく鑑賞できた。
レンタルよりも劇場の方が集中して見れるものだ。

アカデミー主題歌賞にも輝いた「ナートゥ・ナートゥ」の超高速ステップも見張るが、終盤のバラック脱獄で見せた、ラーマを肩車したビームの空中ブランコ式一回転は目を疑った。

脱獄成功後、潜伏先の森の中で大英部隊を一網打尽にするクライマックス。元々ラーマの対敵格闘は殴って終わりではなく、相手の首をへし折る確実に息の根を止めるスタイルだったが新しい武器。弓矢を手にしてから無双に拍車がかかる。あのランボーでもしなかった矢に手榴弾をつけて発射。射貫かれるのみならず、爆破で周囲も吹っ飛びキルカウンターが高速回転。

戦闘エキスパートのラーマとフィジカルモンスターのビーム。2人合わせて百人力の大暴れ〆は憎き英国総督府に火のついたバイクを放り込み、宙を舞ったバイクは城の火薬庫に直撃。本作は英国側を徹底して悪役として描いており、2人をはじめ民を虐げ観客の憎しみを買いまくった悪役の怯え恐怖し倒される様は爽快。これぞ勧善懲悪。

主人公の回復力&無限HP
1vs100もお構いなしの大暴れ(一切の苦戦なし)
悪役が恐怖で顔を歪め死んでいく

「コマンドー」、「ランボー」、「男たちの挽歌2」。洋の東西を問わず、愛される名作の要素は印にもしっかりと備わっていた。勿論、ラーマとビームが共にナイスガイで2人の熱き友情物語も愛される所以。インド映画お馴染みのミュージカル場面で途中の暗いシーンも吹き飛ばす。

リピーター多いというのも納得の内容だった。


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