読書で心に響いた名言集(37日目)

超訳 ニーチェの言葉

『自己コントロールは自由にできる』
怒りっぽい人、神経質な人は、すでにそういった性格が染みついてしまい、ずっと変わらないものだと多くの人が思っています。
そこには、わたしたち人間が成長しきったものであるという、根強い考えがあります。人の性格は皆んなが変えられないと思っています。
しかし、例えば怒りという感情は、いっときの衝動だから、自分で訓練すれば、好きな様に処理することも出来る様になります。
逆に怒りをそのまま表に出せば、短期な人間の振る舞いになります。
他の形に変えて、外に出すことも出来ます。
抑え込んで、消えるまで待つ事も出来ます。
怒りの衝動以外の自分に湧いてくる感情や気持ちもまた同じで、私たちは自由に処理したり扱ったり出来ます。
まるで、私たちの庭に生えてくる様々な植物や花を整えたり、木々の果実をもぎ取ったりするかの様に。

更に、怒りというのは自分次第でプラスのパワーに変える事が出来ます。
ネガティブに捉える人も多いですが、そのパワーを行動力の源にしていく事が出来ます。
ただただ、感情に身を任せて怒りをぶつけたら、それは自分にマイナスとして跳ね返ってきます。
けれど、怒りがこみ上げてきた時に、そこで冷静に何で怒っているのかを自分に問いかけ向き合ってみます。
そこには必ず原因があります。
その原因を突き止めて、解決する為に動いていきます。
例えば、仕事で上司に理不尽な事で怒られたとします。
そういった時に怒りが込み上げてきたら、
「自分は部下に対して理不尽な事で怒って嫌な思いはさせない。もっとスキルを上げて上司を追い抜き、良い影響力を広げていこう!」と怒りをプラスの行動力に変える事も出来るのです。
怒りも、生きていく上で大切な感情です。
怒りをコントロールして自由になっていきましょう。


本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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