読書で心に響いた名言集(54日目)

超訳 ニーチェの言葉

『本能という知性が命を救う』
食事をしないと、体が弱り、やがて死ぬ。睡眠が足りないと、四日程で体が糖尿病と変わらない状態になる。全く眠らないでいると、三日目から幻覚をを見るようになり、やがて死を迎える。
知性はわたしたちが生きていくのを助けてくれるが、わたしたちは知性を悪用することもできる。知性はその意味で便利な道具と同じだ。
だがわたしたちは、本能を動物的なもの、野蛮なものとみなしがちだが、本能は確実にわたしたちの生命を救う働きだけをする。本能は大いなる救済の知性であり、誰にでも備わっているものだ。
だから、本能こそ知性の頂点に立ち、最も知性的なものだと言えるだろう。

本能は自分の命を守る為、生きていく上でなくてはならないものです。
例えば、「お腹が空いたからご飯を食べる」「眠くなったから眠る」「好きな人とセックスをする」、これは全て本能に従って行動していることです。
ここで知性がついてくると、「食べすぎると太るから、食事制限をしよう」「眠くなったけど、明日は試験だからもう少し勉強を頑張ろう」「好きでもない人とセックスする事は相手を傷つける事になるからやめよう」など、知性がついてくると理性が働きます。
この本能と知性をバランス良く使い分ける事が出来る人は、誠実な人であり周りからの信頼も厚いです。
ただ、知性ばかりを優先し過ぎて、自分の本能に従わないで生きていく事は苦痛になってきます。
本当に自分のやりたい事があるのならば、自分の本能に従いそれをやってみるべきです。
本能でやりたいと思う事は、自分の夢に繋がっていく可能性があります。
勿論、夢はただ見るだけじゃ叶いません。
その夢を実現する為に、そこで初めて知性が必要となっていきます。
ですので、本能と知性は自分の自分の夢を叶える為に無くてはならないものです。どちらも欠けてはいけません。
自分の本能を信じて、知性を身につけて夢を叶えていきましょう。


本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が、少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。


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