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本日から正社員の働き方を変えます。仕事やプロジェクトの関わり方に変化を入れていきます

起業家や会社の経営陣などを20年ほどやってきた自分ですが、2021/4から新しい試みにチャレンジします。

何をしていくのか?

簡単に言うと、特定の組織だけに属するのではなく、今後は会社をまたいだ複数のプロジェクトに関わっていきます。

どうして?

様々なネットサービスやプラットフォーム事業の生みの親となって久しいのですが、考えてみればここ数年はインターネット業界も黎明期から成熟期となりました。一つの事業やサービスが大きくなる時間がかかる、もしくはサービスが大当たりしたときに考えられないスピードで成長する時代となりました。

今までは、事業や世の中の潜在的なニーズをインターネットファースト・デジタルファーストな視点で見つけ出し、「ここだ!」と思ったタイミングでオーナーシップをとって特定の会社を立ち上げたり、特定の組織に属して新規事業を立ち上げたり新規サービスを作っていく形が正解でした。

とはいえ、ネット業界は黎明期から様々なダイナミズムを経験してきた自分としては、業界も成熟期に入り、45歳を超え「独りよがり」になってでも実現したい事業やサービスを見つけ出すのは困難となってきました。

また、自分の過去の経験に立ち返ると、兼業していたときに生み出されたものの成功確率が多かったのです。そこでしばらくの間、複数のプロジェクトに同時並行で関わっていくことにしようと思い立ちました。

といっても、私のことをよく知る人はわかっているのですが、コンサルティングやクライアントワークのように、たくさんの案件を回りしてやっていくメンタリティがあるわけではありません。

そういった事業や会社を生み出していく、起業家や事業オーナーの方々と親しい立ち位置でプロジェクトに入っていくのがよいと思うのです。

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これまでの自分自身の経験値を様々なスタートアップの新事業立ち上げやプロダクト企画に役立てよう、ということで興味ある複数のプロジェクトに積極的に関わります。相手先の会社のインセンティブをもらったりすることもあわせて、単なるクライアントワークではなく、事業の成功やサービスの最大化を目指します。

もともと社員としてこの一年関わらせてもらったモブキャストの仕事も引き続き行います。

得意領域について

自分の経歴のところに書きましたが、自分自身の価値は事業の資金の出し手やオーナーからすると、①事業企画と時流にあわせた技術選定、②コアメンバーや開発者のアサインから含めてトータルでのシステム構築、③その後の事業グロース・マーケティング、を最小構成の一人で出来るところです。あとは①〜③を実行するためのリサーチ力です。(だいたいのネットサービスの表層的に限らない情報/指標は各方面への調査網や自己調査で把握できる)おそらく私に任せたほうが広義の意味での立ち上げコスト(お金・時間・手間)は1/2〜1/3で済みますし、成功確率も上がるでしょう。

特に私が得意とする事業立ち上げのフェーズでは「正解がない」「やり直しが多発する」中で、PMF(product market Fit)のフェーズに進めないことも多いです。ここを少組織でかつ目をつぶってでも確率的に正解に近づけるか、いかに展開できるかが、前に進む上でとても重要です。

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もちろん、PMF以後の次行急拡大期に必要となる「資金」「採用」「アライアンス」の急拡大フェーズにおいて必要なことは元シリアルアントレプレナーとして経験済みです。

単なるフリーランスのように思われるかもしれませんが、私自身40代後半という「限りある」自分自身のリソースや時間や、投資家的に投下できる自己資金含めて戦略的に割り振っていく感じです。

興味ある分野について

基本的にはここから10年かけて取り組むべきテーマかなと思ってます。

①デジタル化が遅れた規制領域周辺のDX化・仕組み化
②XRインターフェイスを活用したコミュニケーション/コンテンツサービス領域周辺
③過去に起業して道半ばとなってしまったデジタルに閉じた価値(お金に近いなにか)のC向けサービス

かなあと、なんとなく思っています。(今後変わるかも)

最後に

自分は、これまでの人生でオーナーシップをとってヒト・モノ・カネを集めて事業や会社を前に進めたり、特定の会社のボードメンバーになって会社を一緒に前に進めたりしてきました。

立ち位置を変えようと決断した時、最初は転職活動したり、デジタル庁に応募したりといろいろ考えたのですが、そういうのは全く向いていないことがわかりました。起業家が転職するのは、資金調達以上に困難です。

とはいっても、45年生きてきて、お金と特定なものに依存することに過剰なぐらいストレスがあることもわかってきました。(今更気がついた)ということで直接起業するのはあまり向いていない。

なかなか規格外のスペックで転職市場での活躍は難しそう。それであれば事業立ち上げから初期グロースに特化して、単に使われ損にならない条件で(その分リターンも返ってくるスキーム)事業を立ち上げられる立ち位置を模索します。

生意気な感じになってしまって申しわけありませんが、皆様に干されないように鋭意努力していきたいと思います。

こんな小生を使ってみたい、相談したい方がいらっしゃいましたら、個別にご連絡ください。


この記事は「投げ銭」記事です。ポジティブにお金が回る仕組みにしてみたいと思いました。記事をおもしろいと感じてくださった方は「投げ銭」をよろしくお願いします。