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「スナックのぶこ」を美食倶楽部で|MembersVoice

美食倶楽部@六本木の会員の声を紹介するこのシリーズ。初回は、経営大学院のグロービスに勤める赤崎のぶこさんです。同僚同士の個人企画で、職場のチームビルディング?飲み会?スナック!??でご利用いただいている話から、最後はちょっと深いお話をおうかがいすることができました。

本間(以下H):赤崎さん、今日はお時間ありがとうございます。最初に美食倶楽部を知っていただいたのは、7月に行ったイベントでしたよね?

赤崎さん(以下A):そうです。私、本業とは別のプライベートな活動として、食関係のイベントなどをプロボノでお手伝いしています。その活動の流れで、カフェカンパニーの楠本社長からキックオフイベントのご紹介をいただいて。

H:どうでした?

A:聞いた時は美食倶楽部??と何も分からず行きましたが、とにかく楽しかった。料理は元々好きだけど、知らない人たち含めて一緒に料理するってこうなるんだ!と。

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(7月に行ったイベント。右手前が赤崎さん)

H:盛り上がりましたよね!僕もあのイベントの手応えは大きかったです。
そして、8月からのクラウドファンディングの会員にもなっていただいて。10月までに2回ほど使っていただきましたね?

A:そうですね。まず1回目は、難しいことはあまり考えず、あ、あたしプライベートな飲み会を、「スナックのぶこ」って名前でやってるんですが、その会場として使わせてもらいました。

H:スナック!?

A:唐突ですよね笑。数年前まで、仕事の中で、MBAを学ぶ社会人が通う学校の事務局で学生さんたちとコミュニケーションをとることが多く、コミュニティって面白いなって思っていました。そ

私自身が人と会話することが好きだし、人がつながるコミュニティが持つ力に興味があるんです。それもあり、リラックスして会話をして、知らない同士を繋げることができる場として「スナック」という形式の飲み会をやりたいなと思いつきまして…。それで、知り合いの方にバーを貸し切らせていただき、ママとして着物着て、数回ですがスナック飲み会をやって、笑。でも、参加してくれた方がとても楽しそうで嬉しかったですね。

H:すごいですね。そして場所を美食倶楽部に変えて。いかがでしたか?

A:まず最初だったので、厨房機器や備品についても初めてということと、あとみんなで作れるものは、と考えて餃子パーティにしました。名前も「スナックのぶこ大飯店」として、もう一人一緒にやってるチーママと一緒にチャイナドレスを着て。

H:徹底してますね笑

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A:ただ蓋を開けたら、みんな作らないんですよ! 私とチーママと2-3人がひたすらつくり、みんなは席の方で飲んで待ってるという。

H:なんと!じゃあ居酒屋でやるのと変わらなかった、、、?

A:いや、それが違ったんです。なんというか、まず会話の共通項として料理があったことで、自然な盛り上がりがありました。できあがった皿が運ばれるたびに「うぉーー!」って歓声があがったり、あと初めての機器で餃子は失敗しちゃったのもあったんですが、「焦げてるじゃん!」と爆笑したり。

H:失敗がネタになる!いいですね。レストランじゃありえない。

A:そうですね。でも次やるなら、もっとみんなで一緒につくりたい、ということで2回目はチーム毎の割り振り制をとりました。4-5名のチームずつそれぞれにレシピを渡して、1皿つくってもらうんです。

H:いいですね!みんなちゃんと料理できましたか?

A:はい、すごくうまく行きました。料理をつくりたいけど仕事が忙しくできない若い子とかが率先してやったり、あと新人であまりまわりを知らない人も「役割」があることで、自然に自分の居場所を見つける感じがよくて。一緒につくることで「共犯関係」みたいなものができて、すごくいい感じでした。

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H:社員同士だけど知らない人もいたんですか?

A:本社にはたぶん350人くらいいるんですが、フリーアドレスということで「顔は分かるけど名前や仕事は案外知らないかも、、」みたいな人が多くて。それってもったいないな、と思ってたんでしょね。とはいえ、チームビルディングというカタい形式にしたい訳でもなく、カジュアルにお互いを知り合う良い場になれば面白いなと思ってはじめました。で、名前もスナックをそのまま使うと、誘われたメンバーも面白がっているみたいです(笑)。

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(参加者はその場でSNS上にグループをつくって写真を共有したとのお話も)

H:嬉しいですね。逆に、課題というか要望はありますか?

A:細かいことを言えば調味料を有料でもいいから沢山揃えてほしいとかありますが、レシピですかね。

H:レシピ?

A:はい、レシピを渡したのは参加者にも喜んでもらったんですが、幹事としては考えるのが大変で。「みんなでつくる」「大人数で食べる」あと「料理が不得意でも役割がある」みたいなことを考えると結構難しいんです。「美食倶楽部レシピ」みたいなのを教えてもらえたら嬉しいなと。

H:でしたら会員の皆さんでレシピシェアできたらいいですね!コミュニティの方で考えてみたいと思います!

最後に、美食倶楽部を宣伝する言葉をください!笑

A:「みんなでつくってみんなで食べると楽しいよ」ってシンプルに思います。仲間外れをつくらない。大縄跳びに入れない人って結構いると思うんですけど、そういう人に色んな役割を自然に与えることができる。料理するだけじゃなくて、もりあげる人、写真撮る人、美味しいって言い続ける人とか。

Kitchen Communication、最高ですね!笑


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