愛猫との暮らし〜大切なことは君が教えてくれた〜
愛猫との出会いは突然でした。
地元の野良猫だった君。
その時は、見て見ぬ振りをした私。
その数日後、私の住むマンションの下にいた君。
私に向かって「ニャァニャァ」と一生懸命に泣いていた君。
あんなにも真っ直ぐに、「お腹がへった!何かちょうだい!」と訴えられたことのなかった私は、その純粋で素直な姿に心を打たれて、君を保護することに決めました。
猫と暮らしたことのなかった私にとって、君との生活は未知だった。
去勢手術については、人間の都合で君の身体に傷をつけることを悩み…
けれど、一緒に暮らしていくため。考え抜いた結果、去勢手術を決断しました。
術後、元気をなくした君をとても見ていられなかったけれど、今ではすっかり元気を取り戻し、一緒に暮らしていくため、君も協力してくれている。
去勢手術について、今では手術の大切さを実感しています。
それは、「愛猫が最期の時を迎えるまで傍にい続けること」が私にとって最も重要なことだったから。
粗相やマーキング行為でストレスの溜まった飼い主が、軽率に命を投げ出してしまうことがあるのではないか?
それだけは避けたかった。途中で命を投げ出すような人間になりたくなかった。
もちろん、去勢手術をしたら100%粗相がなくなるわけではないと聞きます。
去勢手術をする時期も大切なのだと聞きました。
粗相やマーキングの防止だけではなく、病気の予防にも繋がるとのお話も伺いました。
メリットとデメリットどちらも加味した上で、一緒に暮らしていくためにできることはなんだろう?
考え、行動していくことが大切なのだと思います。
私が愛猫との暮らしで忘れないようにしていることがあります。それは…
もともと自由であった動物を手元に置いて、その自由を奪い、その身体に傷をつけることは人間の身勝手な都合である。
この考えが根底にあることで、私は
いつも私の帰りを待っていてくれてありがとう。
いつも、傍にいてくれてありがとう。
君のことを愛させてくれてありがとう。
愛してるよ、明日もよろしくね。
そう言って君と眠りに就く瞬間が、私にとって最も尊いものになりました。
「夢見るテオ」
これは、我が愛猫をモデルに描いたイラストです。
君との生活を守っていくよ。ありがとう❤️
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