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TWSNMP FC:フロー、サーバーレポートの改善でポート番号情報のサイトを見つける

浦和レッズが敗戦したせいかウチの猫は、夜中に何度も騒いでいました。3度目に起こされた5時からNetFlowからレポートを作る処理の改善を行っています。
NetFlowのデータからTCPやUDPで通信しているサービス(通信の目的)を決定するためにポート番号を利用します。公式な番号の割当は、

にあります。この割当を元にしてLinuxやMac OSには、/etc/servicesというポート番号とプロトコルの関係を示すデータベースファイルがあります。

TWSNMP FCもこのファイルを利用してサービス(通信の目的)を決定しています。しかし、割当られていても実際の環境で利用されていない番号が沢山あります。逆に、正式には割当られていないのに、一般的に利用されているポート番号も沢山あります。
TWSNMP FCのレポート機能を改善するためにポート番号からサービスが決定できない場合にフローやサーバーレポートに反映させないようにしてみました。そうすると面白い通信が浮かび上がってきました。
サービスを調べられないポート番号を

tcp port 7680

のようにGoogleに聞いてみました。いくつかのポート番号を調べていると、毎回、2つのサイトがリストにでてきます。

です。TCPの7680番ポートはWindows 10のアップデートに使用されることがわかりました。その他にも、これらのサイトで調べてポート番号とサービスの関係のデータベース更新してレポートの精度を上げることができました。

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