TWSNMPのSNMP拡張MIB対応
こちらで紹介している復刻版のTWSNMPは開発を中止しました。現在開発しているTWSNMP FCで拡張MIBに対応するには
です。
TWSNMPに拡張MIBを読み込むための方法を説明します。標準的なMIBは、予め組み込まれているので普通に使う場合は、追加で読み込む必要はありません。
TWSNMPの復刻版を作る時、SNMPの拡張MIBに対応することはあきらめていました。でも、よいパッケージ
を見つけて対応することができました。
SNMP拡張MIBの操作ダイアログ表示
ツールバーの<MIBデータベース>ボタン
をクリックすれば、拡張MIBを操作するダイアログを表示できます。
MIBデータベースダイアログ
MIB追加失敗のエラーメッセージ
正常に追加できれば、何もメッセージが表示されず、読み込んでいる拡張MIBのリストに追加されます。読み込めないファイルの場合には、
のようなエラーメッセージが表示されます。エラーになるのは、
などです。3番目のエラーは、上位の名前が定義されたMIBファイルを読み込んだ後に、問題のMBファイルを読み込めば上手くいくかもしれません。
まとめ動画
夜、猫がBBCを聞きながら寝ている時にBBCをとめて説明を吹き込んだので猫の解説ではなく「BBCに戻せ」という抗議が吹き込まれています。なので、猫のみなさんへの解説はありません。すみません。
拡張MIBについて思うこと
10年ぐらい前まではSNMPの拡張MIBによって標準MIBで対応できない情報に対応することがありました。実際に私が最後に拡張MIBを設計したのは10年近く前です。今では、機器の種類を増やす以外で拡張MIBの更新することもなくなってきました。(本業で)拡張MIBの代わりにsyslogに出力するほうが簡単だからです。例えば、機器の温度などの情報は、syslogなら
のような文字で表現できます。拡張MIBで対応するのは100倍ぐらいの面倒な仕事になります。それだけ、お金がかかるということです。
そういう事情もあって拡張MIBの対応は、あまり必要ない機能だと思っていましたが良いパッケージがあって簡単にできたので対応しました。
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