見出し画像

TWSNMPにAIを搭載する

オリジナルのTWSNMPを開発していたころ私に代わってポーリング結果を判断してくれる機能を搭載しようと考えて人工知能について調べたことがある。その時(2005年)に読んだ本で印象深かったのが

の2冊だった。ただ、脳について勉強にはなったが、自分でプログラムしてTWSNMPに人工知能を搭載するには時期尚早だった。それから10年、人工知能が自分でもプログラミグできる時代になってきた。そこで出会った本が

である。やっとTWSNMPにAIを搭載できる夢がかなうかもと思って、いくつかのライブラリを試した。最初に試したのが

で、わりと理解しやすく比較的簡単にプログラミングできた。次に試したが定番の

だが、TensorFlowそのままではハードルが高かったので、

を使ってSyslogを監視するプログラムをいくつか試作した。かなり思ったことができそうという感触を得た。しかし、困ったことに、どれもPythonで動作するため普通のパソコンに環境を作るのは一苦労する。学習の速度をあげるためにGPUを使おうとするとさらに環境を作るのに苦労する。TWSNMPに搭載するには、まだ時期尚早だった。それから3年、

と出会う。なんと、JavaScript版のTensorFlowでブラウザー上で動作する。 Kerasのような高レベルのモデル記述もできる。ブラウザー上で何もインストールしないでGPUも使うことができる。出会った瞬間よしこれだと思った。

と組み合わせればAI搭載のTWSNNPが開発できる。TWSNMP復刻版開発のモチベーションがMaxになった瞬間であった。

つづく


開発のための諸経費(機材、Appleの開発者、サーバー運用)に利用します。 ソフトウェアのマニュアルをnoteの記事で提供しています。 サポートによりnoteの運営にも貢献できるのでよろしくお願います。