みんなのちきゅうカタログ 8章「生きる」

2021年10月21日 18:13

こんばんは。

星を読んで（占星術ではなく）、何か情報を得るような能力を身に付けたい……。
週の終盤に差し掛かり、思考回路が漠然としている中の人です。

今夜はオリオン座流星群の活動がピークを迎えるそうですよ。

そして『みんなのちきゅうカタログ』も、本日は最後の章「生きる」のご紹介です。

最終章「生きる」のお話にあたって

『みんなのちきゅうカタログ』の全文公開を行ったのは新型コロナウイルスが世界中で猛威ふるう2020年の4月のことでした。
公開期間を終了し、クローズして1年が経った2021年4月。

そこにはまた同じ1年が繰り返れ、むしろ慣れに変わりつつある平行線の現状と、さらに活気が失われていく街の風景がありました。
行き場のない気持ちが募っていた頃、会社に届いた一通の読書カード。

そのカードが、その日一日の気持ちをふんわり軽くしてくれました。

この親切を次の誰かにお渡ししたいなと思い、再度始めた全文公開。
読者カードのお送り主が元気をくれたように、誰かの毎日をちょっと明るくするヒントになっていたら嬉しく思います。

そして、
2020年、この気持ちを持って公開を始めたように、

“刻々と変化していく世界にあっても、楽しくたくましく生きていくために必要な知恵と力を身につけてほしい。それは、勉強や処世術よりも、自然を読んだり、衣食住・生きるために必要なすべてのことがで自分の体でできることだったり、世界中のどんな人とでも根っこでつながり、楽しく幸せな人生を生きていくことができる力。”

そんな思いを込めてこの本をつくりました。
コロナウイルスにより世界中が混乱し、立ち止まらざるを得なくなった今。これまで見て見ぬ振りをしてきたこと、当たり前にしすぎていたこと、大事なことだと思い込んできたこと、本当に大事にしたかったこと……。

『みんなのちきゅうカタログ』に「正解」は書いてないけれど、今感じている違和感や疑問の答えを探す「方法」なら、共有できるかもしれない。

メインテーマは「生きることを工夫する」。
本書はそのアイデアやヒントをたっくさん集めた「カタログ」なのです。

ー初回の投稿「『みんなのちきゅうカタログ』を全文公開します」より

もしあなたが、私たちがこの2年間に違和感や疑問を感じたなら、その気持ちをほったらかしにしていては、いけない気がします。

「でも何も変わらないよ」と思うかもしれないけど、私たちが小さく変わることはできます。
今日からペットボトルは買わないとか、ありがとうを口に出して伝えるとか、新しく買い換えずに修理するとか、そんなことからでいい。

だって生きることは、毎日の小さな選択の連続です。

この本にそんなきっかけがありますように。