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SIDE TRACK(サイド トラック)

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トゥーヴァージンズ発の新たな連載メディアです。 本線(本来の道)とは別の“もうひとつの道”。 そんな脇道にふと入っていった先に、 まだ見ぬ言葉や文章、景色との新たな出会いがありま…
運営しているクリエイター

#とある脚本家の言い訳と御託

第16回 筋書きのないドラマは書けるのか?

パリオリンピックや高校野球で盛り上がった8月も終わろうとしています。高校野球ファンの僕は…

第15回 脚本家は撮影現場に行くべき?

数年前からインティマシー・コーディネーターという職種をよく耳にするようになりました。僕自…

第14回 共同で脚本を書くことの面白さと難しさ

ドラマや映画作りにおいて脚本という作業は基本的にたった一人でやるので非常に孤独な作業とな…

第13回 着想はどこから得るか

この4月からシナリオ作家協会が主催しているシナリオ講座というところで講師を始めました。以…

第12回 「ダメな人」を書くのはますます難しくなる

僕のシナリオにはよく「悪い人が出てこないよね」と言われます。これはまったく褒め言葉ではな…

第11回 脚本家のギャラ事情

脚本家っていったいどのくらいのお金をもらっているのでしょうか。脚本家に限らずあの仕事って…

第10回 「脚色」という仕事について

今回は「脚色」ということをテーマに書いてみます。いつかはこの連載に脚色をテーマにした原稿を書こうと思っていましたが、このタイミングにしたのは『セクシー田中さん』の作者である芦原妃名子さんが亡くなられたことが影響しています。痛ましく、最悪の事態となってしまったこの出来事については自分なりに思うところがありますし、そのことに関してもいつか書いてみたい気持ちはあるのですが、今回はあくまでも「脚色」ということに限って書こうと思います。今回の出来事によって、脚色という作業が世間からはほ

第9回 血の通った人物を書くには「ちゃんと生きる」

以前に脚本学校で講師めいたことをしていたと書きましたが、生徒さんの提出してくるシナリオで…

第8回 型通りなセックスシーン

どなたの書かれた、どの本に書いてあったのかどうしても思い出せないですし、それがなにをテー…

第7回 どうすれば脚本は上手くなるのか?

脚本の学校や映像系の学校などでたまに講師めいたことをしていると、生徒さんから「どうすれば…

第6回 ズキズキワクワクな#反省会

前回に続きのっけから宣伝で申し訳ありませんが、脚本で参加しているNHKの朝ドラ『ブギウギ』…

第5回 脚本と小説は仲が悪い?

今月、僕の書いた小説が発売されます。書いたといっても2018年から2021年にかけて『キネマ旬報…

第4回 母の影響

今年の夏は3年ぶりに故郷の鳥取県に帰省してきました。毎年お盆の時期に帰っていたのですが、…

第3回 シナリオライターになるには?

ごくたまにですが、「シナリオライターになりたいんですけど……」とか「どうすれば脚本家になれますか?」と聞かれることがありますが、おすすめできる仕事かどうかは置いておくとして、今は大きくは二つの道があると思います。「シナリオ学校に通って先生に認められてその助手的な仕事からスタートする」か「シナリオコンクールで受賞してデビューする」かの道です。 脚本家(シナリオライター)になりたい方は今、とても少なくて人手不足でもあります。シナリオ学校も生徒がなかなか集まらない状況に頭を抱えて