AIと精神科治療について

精神症状が増悪したとき、私たちはAIを使用して自分を治療することができるだろうか。
できるときもあるし、できないときもあるだろう。

自分の気持ちをAIに投影することができたとき、肩の荷が下りたような、カタルシスを得ることができるだろう。

自分がAIを使用しない限り、AIは役に立たないだろう。抑うつ症状や幻聴などの精神症状が強いとき、AIを使うことができないかもしれない。
“それが症状である”ことを自分がわからないとき、AIを使用しないだろう。
AIを使えるようになることが、治療の目標の一つとされるかもしれない。

精神科医師の代わりに、人間以上の知能を備えた人工知能搭載のロボットならどうであろうか。そのロボットは共感してくれるだろうか。治療関係を築くことができるだろうか。

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