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外国人が日本で会社を設立する方法

外国人が日本で会社を設立する際のよくある質問について紹介します。実際には、設立手続きをする役所(法務局)によって、独自のルールがありますが、一般的なルールは下記のとおりです。

日本には、どのような会社がありますか?

現在、日本には、株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の4つの会社があります。そのうち、一番数が多いのが、株式会社です。株式会社は、他の会社と比べ、採用や資金集めに有利と言われています。

日本で株式会社を設立するためには、資本金はいくら必要ですか?

資本金は1円でも設立できます。ただし、実際には1円で事業を行うことはできませんので、当面の事業資金を資本金として出資しておくことをお勧めします。なお、経営管理ビザを申請するためには、原則、500万円以上の資本金が必要です。

会社名を全てアルファベットにできますか?

日本で会社を設立する場合、会社法の規定により、必ず「株式会社」もしくは「合同会社」等の文字を入れなければなりません。日本でも海外でも株式会社だと認識してもらえるような名前にするには、「株式会社〇〇CO.,LTD」という表記にするとよいです。例えば、「株式会社HIRAGANA CO.,LTD」のような表記ですね。

会社名義の銀行口座は簡単に作れますか?

銀行にもよりますが、全体的には、法人の銀行口座の新規開設は難しいです。法人口座を開設するためには、登記事項証明書、定款、税務署に提出した開業届などが必要です。また、多くの場合、銀行の担当者からインタビューがあります。インタビューでは、社長の経歴や会社の事業内容、初年度の売上見込みとその根拠、予定取引先などが聞かれます。スムーズに回答できるよう、しっかりと準備しておきましょう。
 

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