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日記

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2023年6月の記事一覧

2023/06/22

加熱式たばことはいえ部屋の中に匂いがつくのは後々のことも考えて嫌だったのでベランダに出ると、雨から逃げてきたのでしょう蜘蛛が物干し竿から手すりにかけて巣のはじめとなる一本を渡し終えたところでした。蜘蛛。体から家を作ることができる、小さな体に家の材料が収まっているというのはどんなに頼もしい気分なのか。それも白い、幾何学的な美しさを持った、風や月の光を切り分けて通す家の素材。「ささがに」という蜘蛛の別

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2023/06/19

四半期に一度の夜勤や早朝移動の日があって夜明けに立ち会うと、不眠症の頃疲れて眠るために河原を散歩していた時に見えていた、露悪的にコントラストが鮮やかな、ざらついて粘性のあるオレンジ色の臼歯のような、うす青い皮膜が破れて光が零れ落ちてきそうな朝焼けをまた見たい気もする

2023/06/13

「忍者って潜入とかで音を鳴らせない場面が多くて、足音とかは訓練で消せるだろうけど関節が鳴ったりしたら困るじゃない?だからヒアルロン酸を、当時はそんな名前じゃなかったと思うけど、積極的にとってたんじゃと思ってさ、すっぽんとかで?なんでこの話をしたかって言ったら、誰かが「忍者って肌がきれいだったらしい」とか言い出したら、誰よりも先にこういうことを言ってたやつがいた、っていうのを思い出してほしくて、で、

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