ネパールに瞬間移動
皆さんは今どこに旅行に行きたいですか?
沖縄やハワイもいいですが、私は大好きなネパールに早く行きたいです。
電車はないし、国土の約8割が山岳地で未舗装の道路ばかりという不便な国ですが、人はあたたかく、50年前の日本にタイムスリップをしたかのようなノスタルジックな気持ちにさせてくれます。私は生まれてませんが(笑)
ネパールについて
まとめてみました↓↓↓
そんなネパールですが、様々な問題を抱えています。
カースト制度
歴史の授業で習ったと思いますが、下の階級に対する差別的な考えはインド同様ネパールでもいまだに根深く残っています。
階級は多くの場合に生まれた地域や名字で決まり、階級の低いカーストで生まれた人は多くの場合、教育をしっかりと受けることができず、自由に仕事を選択できないことから貧困のループに陥ります。
ジェンダーの問題
ネパールではこの10年間で政治に参画する女性議員が増加しています。
政治家の3人に1人が女性です。(日本は7人に1人)
その反面で児童結婚、人身売買、女性差別や性暴力、家庭内暴力など深刻な問題が存在しています。
女性は多くの場合20代半ばまでに結婚をして、20代後半、30代で結婚をしていないと周りから酷く冷たい振る舞いをされてしまいます。
出典)GLOBAL NOTE 世界の女性議員割合 国別ランキング・推移
https://www.globalnote.jp/post-3877.html
災害に対する脆弱性
2015年に発生したネパール地震では1万人近くが亡くなり、歴史的建造物を含め数多くの建物が倒壊しました。
ネパールの一般的な家屋はレンガ造りで地震の揺れに弱く、また地質が脆弱であるにも関わらず、しっかりとした基礎工事を行っていないことなどが今回の被害が大きくなった原因として考えられています。
日本を含めた各国による技術支援やインフラ整備によって、今後増加するであろう災害に対して対策をとっていく必要があります。
私達にできる援助といえば、支援を行う団体に対して金銭的な支援を行うことが間接的ではありますが、誰でもできることだと思います。
ANAの瞬間移動サービス
話は変わりますが、先日、ANAホールディングスのスタートアップ企業のavatarin(アバターイン)が世界初の瞬間移動サービスの提供を発表しました。
どこからでも、
行きたい場所へ一瞬で移動できる。
そんな新しい旅を叶えたい。
ANAから生まれた「アバターイン」は、
遠く離れたアバター(分身ロボット)を
操作することで、
その場にいるかのように、
見て、話して、歩いてまわれる
次世代の移動体験。
世界を変えるテクノロジーが可能にした
新たな旅の幕開けを、
まずは日本の
ユニークな旅先から。
たった30分でできる新たな旅へ。
さああなたもアバターイン!
出典)avatarin株式会社 HPより
https://avatarin.com/concept
《まずは日本》と書かれている通り、現段階では国内の美術館など一部の場所に限られていますが、今後は海外旅行も可能になるかもしれません。
また【意識】と【存在感】を遠隔地に送り、会話も可能ということで、今後は技術的に難しいであろうニオイや風、手や足の感覚をアバターに伝送できるようになれば、休みの日に《30分だけ海外旅行》なんていうことも可能になるかもしれません。
以前の記事でも掲載していますので、見てみてください。
また燃料を必要としないので環境にも優しく、体を動かせない障がいをもたれている方も買い物や旅行がしやすくなるなどSDGsに貢献する事業でもありますので、期待せざるを得ません!
最後に
とはいえ、やはり旅行の醍醐味というのは現地の食文化に触れたり、その場所特有の空気、そして生身の自分がそこに存在していることで非日常を感じるというところだと思います。
早くコロナ終われ〜‼︎(泣)
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