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第5回 Freddie Hubbard/Red Clay

クラブジャズ…DJを趣味で始めたきっかけになったのが沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE)のJAZZ ain't Jazz、Soil and Pimp Sesseions の社長の PRESIDENT THEATERラジオを聴いてから。ネタ収集に今もチェックさせていただいている。ジョギングしながらrdikoのタイムフリー機能で新旧のJazzをいつも楽しませてもらっている。「これもJazzか~」と思わずのけぞりたくなる選曲もあるが、それがこのジャンルの懐の深さかもしれない。

ジャズで踊る・・・やっぱり良い響きでだ。

このアルバムも初めて聴いたのは氏のラジオ。早朝のジョギング中、ヘッドホンから流れる音につい足を止めて、iPhoneで調べたのを鮮明に記憶してる。場所は海へ抜ける踏切前の道、時間帯は青白くなりかけた空。red clay。

それからフレディハバードのアルバムを掘った。ドナルドバードと名前が似てて、勝手にバード兄弟と命名。単純すぎる(笑)二人の奏でるグルーヴは心地良いことは間違いない。

編成:
フレディ・ハバード(tp)
ハービー・ハンコック(e-p、org)
ロン・カーター(b)
レニー・ホワイト(ds)
ジョー・ヘンダーソン(ts)

1.red clay
うん。久しぶりに聴いたけどめっちゃ踊れる!トランペットのファンファーレがスタートの合図、出足のドラムとベースの音でリズムとメロディを奏でてる感じ。低音が小気味良く跳ねて、ボリュームを自然と上げたくなる。クラブジャズのスタンダード。ハンコックのエレピもグルーヴ感あり。約12分の大作だが中だるみなく疾走感のある曲に仕上がる。

2.delphia
前曲に比べてしまうとパンチに欠けるかな。間を楽しませるミディアムバラード。

3.suite sioux
ジョーヘンダーソンとフレディハバードの管楽器コンビの唸りが印象的。ソウルフルかつフリージャズ的な、、、とでも言うのでしょうか。各ソロパートも聴きどころ。

4.the interpid fox
一貫して言えるのはドラムとベースが曲に適度な重さを加え、エレピorオルガンがミステリアスな印象を霧のように全体を覆わせていること。そこにトランペット、サックスの音が突き抜け、視界が広げていく。ハンコック色濃い目なアップテンポな曲。

総評:
DJでも使える、雰囲気変えたようとしたいときやソウルやR&Bとも相性良さ気。ガンガンかけたいね。


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