再会⑧【メイの記憶】

ナツキのところに行ってから
私の頭はぼんやりしていました。


ナツキのところに行くまでは
ツインレイは誰だろう?
ということが頭の中を支配していたのですが

ナツキのところから帰ってきたら
ナツキのことばかり
考えてしまっているわたしがいました。


じわり、じわりと
ナツキがそうじゃないか、という気持ちが
私の中から溢れてくるのです。


わたしは、何か
ナツキのところに行ったときのことを文章にしたくなり
わたしらしく
少し遠まわしに
文章にしました。

それをナツキに見てもらいたかったので
送ったら
下記返事が返ってきました。


いや、素晴らしいよ。
僕と感性が似ているのが、とってもうれしい。
自分が書いたような錯覚をしたよ


私はこれをみて、やっぱりそうなのかな、
と思ったのです。
文章を読んで、自分が書いたと
錯覚するような相手って、そうそういるものじゃない、と
思いました。

おもわず、私はこう返事を返しました。
少し、わかってるかどうか
つついてみたくなったのです。


たぶん、魂の半分だから、たぶんね


するとこう返事が返ってきたのでした


だから、僕の魂は軽いのか!(^^
3/4はメイにいっていると思われる・・・


この言葉に
拒否をされなかったこと。
受け入れてもらえたことに
喜びを感じましたが
でも、返事があまりにも軽すぎて(笑)
本当にわかってもらえてるのかは
確信を持てずにいました。


ツインレイというと
魂を分かち合った存在です。
生まれる前、もしくはそのずっと何万年も前から
再会を夢見ていた相手です。

チャットで軽く
やっぱりそうなんだー
なんて、済むものなのかな?と
不思議で仕方がありませんでした。

そして、なかなか
次会おうって話にもならなかったのです。
ナツキからそのような話は
一切もありませんでした。


でも、どうしてももう一度再会して
確かめたかった。
ナツキが本当にそうであるか
私は知りたかったんです。


なのでゆっくり会う日をもらおうかなと
こちらから連絡を入れました。
それでも
約束の日までは一か月半ありました。


それまで
何かナツキと接点を持ちたいと
何度かメッセージを送ってしまっていました。


心の中は、
確かめたい、という想いももちろんですが

ツインレイ以前に

ナツキが好きなんだ、
という気持ちが溢れてきてしまい
自分自身に困惑してしまっていました。


そして
ナツキの
決して良いとは言えない、なんともいえない反応に

どこに着地点を見つけていいのか
見当が付かず、
会うまで、それは我慢しなくちゃいけないと

ただただ、揺り動かされる感情に
向き合っていました。


気が付けば長い桜の時期は終わり
新緑が生えそろう時期がやってきました。

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