見出し画像

note感想文 22

松田悟志さん著作
「仮面ライダーのなり方 〜嘘つきで泣き虫だった僕がナイトになるまで〜」
https://note.com/satoshi_matsuda


episode25/地中海を散歩する に寄せて

ゆったりした時間が流れているのが文面からよく伝わってくる。その雰囲気が心地よくて見知らぬ街を一緒にお散歩しているような気分になりつつ、今日のエピソードを読ませて貰った。私は国内旅行しかしたことがないのだけれど、いつも目的を詰め込んで旅をしてきたので、こんなにゆったりした時間が流れている旅の記憶がない。とても贅沢で良い旅を経験されたのだなあと実感した。今度、旅に出かけるときは、行き先だけ決めて、あとは何もスケジュールを組まず、現地を気の向くままに、ぶらりお散歩するだけの、その場所の佇まい、空や、風の匂いを感じることができる、そんな旅がしてみたくなった♪(*^^*)


【NHK人×物x録】松田悟志
独占インタビュー&出演動画

https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0009071411_00000&og=D0009121978_00000


本日も↑の話題より。NHKさんの今日の推しは予定通り「精霊の守り人」と、いうことで、昨日の続きの蔵出しレポートです♪(*^^*)


精霊の守り人プレミアムトークショーレポートより抜粋

2017年1月7日(土)行徳文化ホール
14:00~15:45

登壇/ジンを演じる俳優・松田悟志さんと、精霊の守り人NHK制作統括・海辺潔さん。後半に特別ゲストとして原作者の上橋菜穂子さん。


◇松田さんのテンション

 (海辺) シーズン1のクライマックス、ラルンガとの戦闘シーンは5日ぐらいかかっての撮影でした。その5日目、朝早くから続いていたラルンガとの戦いのシーンをやっと撮り終えて、スタッフもすっごくへとへとになってて、ここで一回休憩入れて、とにかくご飯を食べよう!ってなったんですけど、松田さんのテンションがあがっちゃってて(笑)松田さん、休憩入れたくないって言い出しまして、その時点で15時廻ってたかな(笑)それでも松田さんは、なんとかこのまま続けて次のシーンも撮って貰えませんか?って、そうスタッフのみんなにお願いしたのですけど、スタッフ一同、声を揃えて、えぇぇぇー!!!て、とても承服出来ない感じでして(笑)ほんと、朝からずっとで、へとへとのペコペコになってたので、、、(笑)でも、綾瀬さんが、いや、ここは撮っちゃうましょう!!!って、松田さんに同意してくれたんですよね、役者チームは、松田さんの気持ちがよく判るから、みんなでお願いして、ここは一気に撮ってしまってください!ってことになったんです。それでスタッフも折れて、でも、あれ、スタッフたち、ほんと、しぶしぶでしたねー、終わったの、晩ご飯時でしたもんねー(笑)

(松田)(海辺プロデューサーのお話に恐縮しつつ)いや僕も一応考えたんですよ(笑)みんなに休憩取って貰って、休憩が終わるまでこのテンションを保とうかと思ったんですけど、実際、そんなの無理でして(笑)あそこで休憩してご飯食べちゃうと、お腹が満ち足りてほっとしちゃいますし、そういうのって、絶対に何処かに滲み出ちゃうんですよね、でも、あのジンとバルサのシーンには、それが必要ないわけですし、、、でも、そういうときの気持ちって、ほんと、俳優陣はよく判ってくれるので、あのときもそれがほんとに嬉しかったしとてもありがたかったです。

 

松田さんがシーズン1、シーズン2を通して一番大変だったのは、シーズン2の奇岩地帯でのアクションシーンの撮影だったそうです。(そのシーンの放送は3~4話の模様)、地面は剣山みたいになっててその上を走り回ってのアクションシーンの撮影。なのに、ジンは地下足袋、チャグムは草鞋、転んだりしたらいっぱつでザックリの怪我をしてしまうので絶対に転べない。撮影も早朝から夕方まで掛かってのワンシーン撮りだった。例えるなら、シーズン1でバルサが独りで5人相手に戦ってるシーンがありますが、まさにそんな感じ、ジンが独りで5人を相手に壮絶な戦闘を繰り広げる。とにかく、絶対に、怪我はしないでくれって言われるけど、そんなの無理やん!て心底感じるくらいの大変な撮影だったそうです。

 
シーズン1の最初のバルサとの戦闘シーンも負けず劣らずめちゃくちゃ大変だったそう。2日で撮る予定のところを、3日掛かっての撮影になった。予定が1日延びたらお金も掛かるし(海辺プロデューサーは予算の守り人とあだ名されているらしいです(笑)) 毎日暗くなっても撮り続けていた。役者さんたちは自分の手元が見えないくらい、お互いの剣先が見えないくらい、ほんとこれ以上は怪我するって限界の暗さになるまで撮ってたんだそう。でも、4Kの技術は凄くて、全部同じ時間帯に撮ってるような映像に仕上がってるのを見て、松田さんはとてもびっくりされたそうです。


シーズン1のバルサが5人と戦闘になるシーンに続く、逃げるチャグムをジンが追い、それを阻止しようと横からバルサが飛び出してきて、ジン×バルサになるところ、アクションの動きに少し変化が出るシーンがとても格好よくて、松田さんも綾瀬さんもそのシーンが楽しくて大好きで何度もやってしまったらしい。お互いを睨みつけながらゆっくりじわっと立ちあがってくるんですけど、なんか楽しすぎて、じわっと立ちあがる動きがゆっくりすぎたりもして、、、と、嬉しそうに話す松田さんでした(笑)

 
◇自分が演じているジンを見て

 (松田) 自分の出てる作品を家で独りで見てるときは、松田悟志に戻って見てます。いつも反省しきりです。人って次の瞬間には成長してる生き物だから、撮影のとき、本当に思い通りに出来た!って感覚に万一なったとしても、出来あがった作品をあとで見たときには、やっぱり反省しきりになってしまうと思います。今日みたいな形で、自分の出てる作品を皆さんと一緒に見るっていうのは、ほんとに緊張します。緊張しすぎて此処でしぬかも、と思いました(笑)

 (海辺) ジンは走ってる姿勢が前傾姿勢で非常に格好いいです!本人も言ってますけど、ほんとに猫科ですよね、あれは格好いいです。今日のお話の中で、意識して作ってたと知って感動しました!

 

精霊の守り人は自分にとっては第二のデビュー作だと松田さんは語る。それは精霊の守り人のアクションチームのゴクゥが松田さんのデビュー作「天然少女萬NEXT ~横浜百夜篇~」のアクションチームで、まだ事務所にも所属せずフリーの学生だった松田さんをとても可愛がってくれた。松田さんが大切に思ってる出演作のひとつである「ヴァンパイアホスト」の助監督だった人も今回精霊の守り人に携わっている。「龍馬伝」で土方歳三の衣装を細部までとことん拘って作りあげてくれた柘植さんも精霊でまた一緒させて貰ってる、そして、ずっと小説が原作の作品に出たいと言い続けていて、初めてそれが叶ったのが「精霊の守り人」、、、僕にとって本当に大切な作品なんです(^^)


(上橋) あと、松田さんね~~~シーズン1のクライマックス、ラルンガを倒したあとのシーンなんですが、あそこ、バルサとチャグムのいいシーンにする予定だったのが、蓋を開けてみれば、ジンがものの見事に全てかっさらって行ってましたよね!(笑)ジン、凄く良かったです。とても格好良かった!あのジンを見て涙が溢れてきました。そして、松田さんはコワい役者さんだと思いました(笑)


 (ちなみに上橋さんが言ってるジンのシーンて言うのは、先にレポした“松田さんのテンション”のところ、ラルンガを倒したあとのバルサとジンのやりとりのシーンのことと同じです)


 (松田) そう言って貰えるなんてとても嬉しいです。ありがとうございます。今、マイクが滑り落ちるくらい手汗がびっしょりです(笑)



#note感想文

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?