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細雪(読む前)

ちょっと気になってきた。いわゆる純文学に属するものは手を出したことがないのだが角田さんのエッセイを読んで興味が湧いてきた。
名作と言われていながらタイトルしか知らないものは多い。

この本は文学に携わっていながら、実はまだ読んでいないと言えない世界的名作「罪と罰」を読まない状態で感想会を開くというもの。素晴らしく面白い。

閑話休題
純文学は堅苦しく読みづらい印象があって遠慮していた。このイメージはいつ刷り込まれたのだろう。そろそろ試しても良いかも。

さて、どれを試してみようか。タイトルだけなら学校教育で習っている。綺麗に製本されているものもあれば、いつものように児童向けから入るという手もある。

そういえばものによっては青空文庫に収録されているものある。お手軽に試すならこれが一番かも。ただ確か著作権法が改正になり青空文庫に入れられるまでの期間が50年から70年に伸びたはずなので、1947年より昔の作品が対象になる。タイトルの作はすでに一度収録されているので年数的にはまだになるが、遡っては著作権は復活しないので青空文庫に収録されている。

知っている情報は、「4姉妹が出てくる」「大阪弁で話している」「東宝の映画がある」「たぶん学生ではなく、もう1世代ぐらい上の人たちの話」ぐらい。情報が少ない!少なすぎる。話の長さもわからないが、流石にミステリーではないだろう、もしかしたら恋愛小説?時代柄の恋愛小説というものがどんなものかもわからないが、金色夜叉や伊豆の踊り子(いずれも未読だけど)と同じジャンルなのだろうか?

とりあえず青空文庫を探してみて、読み続けるか、児童書を探すか決めることにしよう。


街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな