マガジンのカバー画像

ハイラル旅行日記

97
徒然にハイラル王国を旅した日記を書き残しておく
運営しているクリエイター

#ゲーム

ハイラル旅行日記(91日目)

ハイラル旅行日記(91日目)

思い返すと、どの馬宿に行っても、そこで足を休めている旅人が手に取っていたのが、ここから発信される新聞だった。目下のトップニュースはやはり姫について。記事として出ていないであろう、情報もあったりするのだろうと推測される。バックナンバーを見せてもらうと、各地で得られた姫の目撃情報には、謎が必ずついて回っている。これは興味深い。編集長に話を聞くと、これらは各地を自社の記者が飛び回って情報を集めているとの

もっとみる
ハイラル旅行日記(62日目)

ハイラル旅行日記(62日目)

広いな。よく見えないけど広い。確かに、地上の地図と同じだけあるのは想像できたが、実際に降りてみると遠くまで見渡せない分、想像力で広く感じてしまう。しかも、真っ暗なわけではなく、まだらに赤黒く点滅している部分が高低差を混乱させてくる。一度足を踏み入れた事があるが、体力を一気に取られてしまう。ある村で体調を崩している人がいたが元々の体力が少ないと、立ち上がることも難しくなるのがわかる。この先もできるだ

もっとみる
ハイラル旅行日記(63日目)

ハイラル旅行日記(63日目)

黒と赤の世界。ずっとそんな中を歩いてきたが、それは何の前触れもなく現れた。何だろうこれは。明らかに人工建造物に見える。どこから光がきているのかは、わからないが、僅かな光の中に見えているのは言うなれば神殿のような雰囲気を持っている。一体何に使われる場所なのか。

誰もいないと思っていたが、向こうの方で声がする。地底に来て初めてのことなので、驚いた。どのくらいの距離かわからないので、少しずつ近づく。話

もっとみる
ハイラル旅行日記(72日目)

ハイラル旅行日記(72日目)

雪原の軍行は厳しい。いつまでも降り止まない雪の中前回とほぼ変わらぬメンバーが黙って進む。一面の雪が全ての音を吸い込んでいるかのような静けさに、自分が踏みしめる雪の音で、気取られてしまうのではないかと思うほどだ。年を通して溶けることのない雪を擁したこの地域は、故郷が火山であろうメンバーは特に堪えるのではなかろうか。

今回は馬宿から近いこともあり、事前のミーティングは出発前に済ませてある。いつもの通

もっとみる
ハイラル旅行日記(73日目)

ハイラル旅行日記(73日目)

東に向かうルートは雪原からそのまま東に向かい火山の北を回ってなんかする方針。と思っていたのだが、火山の北で別の討伐隊と遭遇。あれ?場所を勘違いしてたのかも。そのまま合流。今回の隊は民兵ではなく正規軍の模様。戦闘は楽なのか、それとも、それだけ相手が強いのか。
戦闘になるとやることはあまり変わらない気がした。が、怪我人も少なくて済んだのは、さすがということなのかもしれない。隊長曰くすぐ次に向かうとのこ

もっとみる