(9)国大横浜小の待機活動対策

待機活動とは?

ご存じの通り、一次試験はペーパーと口頭試問です。
ペーパーは同時刻に全員一斉で開始・終了しますが、口頭試問は人数が多いため教室ごとに順に行われます。
その際に、口頭試問をしていないほうの子どもたちは、待機活動として様々な教室単位での活動を在校生と行います。
時間は公表されていませんが逆算すると30分~1時間程度かと思います。

なぜ待機のテストがあるの?

正式なアナウンスはありませんが、とにかく「自習」が多いのも一因でしょう。先生がいなくても自学自習できる調整力や集中力は国立附属には必須だと思います。

対策をする必要はあるの?

教室のみんなで在校生の5年生たちと遊ぶ

何も知らない子どもにとって、これは遊びの時間に感じられます。
もちろんこれは試験でありテスターがずっとチェックをしています。
不適切な言動をしたら当然チェックが入ります。

子どもに説明する必要がある

これは遊びの時間ではないこと、廊下もトイレも先生がずっと見ていること、小学校に入ったときちゃんとお話を聞ける子かどうかチェックしていること、待ち時間もテストだと子どもに説明し、子どもに理解してもらうことが大切です。
その際、先生が怒るよ等のマイナスなイメージではなく、どんなときも素敵なプリンセスでいることが大切等、プレッシャーを与えない前向きな説明がおすすめです。
我が家の場合「天井とか壁に隠しカメラがあって、先生たちは別の部屋でチェックしてるからね('Д')みんながふらふらしたりしてもピッと静かにしてね。話しかけられてもシーだよ。」と半分脅しのような説明をしていました、、、。(効果は覿面でした(小声))

どんなことをするの?

1 塗り絵

数枚の紙が配られ、指示があるまでそれを「塗り続け」ます。
勝手にやめたり、折ったり、話しかけたり、落書きをするとアウトです。
丁寧に根気強く作業する力が求められます。
毎日楽しく塗り絵をして練習しましょう。
我が家はたまたま女児で塗り絵が好きだったので困りませんでしたが、お友達の男の子の多くは雑に塗るので大変だったそうです。でも巧緻性以上に最後まで座って頑張れるかがポイントの試験ですので、叱らずに当日まで続けていきましょう。塗り絵苦手なお友達たちもちゃんと合格していました。

2 折り紙

教室前の黒板に模造紙が2枚貼ってあります。
「空」「公園」「森」「海」などテーマが決まっています。
子どもたちはそのテーマにあった物を机上の折り紙で作り、挙手をして在校生を呼び貼ってもらいます。(自ら持って前へ出るパターンもあり。)
時間が終わるまでそれを繰り返します。

3 紙芝居

教室前に在校生が数人立ち、交代で紙芝居を読んでくれます。
子どもたちは床に三角座りをし、話を聞きます。

4 絵本読み聞かせ

紙芝居と同じく、教室前に在校生が数人立ち、交代で絵本を読んでくれます。
子どもたちは床に三角座りをし、話を聞きます。

5 クイズ

同じく在校生がクイズを出してくれます。
分かった人から挙手をし、指名されたら回答をします。

6 ゲーム

コロナの影響もあり近年はみんなでゲームすることはないようです。
今後も出ないと考えてよいでしょう。

それぞれの対策方法

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