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私が大学に落ちた日〜エピソード1〜
あれから12年
新型コロナウイルスの新規感染者が増えてきてますね。ほんの1ヶ月前は私の住む福岡県は感染者1ケタ…あるいは0なんていう日もありました。
年末年始を挟んだので、人流のことを加味しても、やはりこのウイルスの怖さを感じます。
そんな中、今年もいよいよ受験生の皆さんにとっては、勝負の季節がやってきましたね。私の身近にも受験生がいるので、本日の共通テストはぜひとも頑張ってほしいです。
(ちょうど東大会場で受験生が刺されたというニュースを見ました。刺された方は全員意識があるということで…一安心ではありますが、この日を目標に頑張ってきた人たちの努力を踏みにじるような行為に怒りを感じますね…)
私たちのころは…というかつい最近まではセンター試験でしたよね。この時期になると、自分が受験生だったころを思い出します。
noteに書かなくたって、忘れもしない私の大学受験エピソード。長くなるので何回かに分けようと思います。
高校受験での成功
中学3年当時、地元では結構有名な進学校に合格した私は、正直天狗になっていました。
「おれは頭がいいんだ」なんてことを本気で思ってた覚えがあります。中二病にも罹患してました笑
そして高校に入ると、周囲の友人たちのスペックの高いこと高いこと。
そんな高校で、中の下をウロチョロしながら、いよいよ受験生になりました。
自分は「凡人だ」ということを散々突きつけられてきた私でしたが、受験に際しては旧帝大を受験。
今思えば、まだどこかで自分の才能を信じていたのかもしれません。
ですが、仮に才能があったとしても、あの勉強量では届くはずもなく、結果は不合格。浪人をしました。(受験番号は「1017(遠いなぁ)」でした笑」
浪人時代、運命の再会
国立文系ということで、国語・日本史・英語を軸に、数学ⅠAⅡB、生物、政治経済という布陣で浪人を決めました。
そして親に申し訳ないという思いを抱えながら、大手予備校へ。事件はその初日に起きました。
制服ではなく私服を選び、見慣れない道を通り、たどり着いたK塾。その玄関をすぎ、階段を登る時…
初めてだらけのものの中に見覚えのある顔がありました。
高校3年の夏、「受験勉強に集中したい」と言って別れた(振った)元彼女がいたんです。
同じ浪人生として?違います。なんと、浪人生の手伝いをする大学生チューターとして。
その彼女は、隣の私立高校に通う子でした。そして噂では、私の落ちた旧帝大に合格…
「受験勉強に集中したい」
そう言った私が落ち、あの時泣いていた彼女が合格…
今思えばくっそほど恥ずかしいですね笑
ですが、そこで彼女と再会したことで、
私の中で何かがハジケました。
「こいつより偏差値の高いところへ行ってやる!」
もう一度、不合格だった大学を受けようと考えていたのですが、方針を転換することに。
教室に入り、名札の置かれた席につきました。机の上には、これから1年ともに戦う教科書・参考書が。
そこでもう一つ事件が起きたんです。
私は国立文系コース。
国語、日本史、英語、数学、生物、政治経済のテキストがあるはずです。
しかも私が落ちた大学では、国立前期試験(二次試験)では、国語、英語、そして数学の3教科でした。
しかし、私の机上にあれがない…
『数学二次対策』
数学センター対策はあるのですが、二次対策がないんです。
本当なら、「教科書が足りません」と手を挙げるところですが、もともと数学があまり得意ではなかった私はこう解釈しました。
「神様がおっしゃっている。数学を捨てろと。」
元彼女との再会、そして神のお告げ(?)により、私は志望校を変更するにいたりました。
共通テストと同じく2日目に続きます。
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