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イソップ童話はまだ早い?

最近、ご近所のお姉ちゃん(小学生)から、お下がりで絵本を何冊かいただきました。

まだ3歳、1歳の娘には早そうなものも多く、長く読ませてもらいます。

本当にこんなご時世にも関わらず、ご近所さんに恵まれてよかったです。


さて、本題ですが

いただいた絵本の中に、『イソップ童話』がありました。

絵柄も可愛く、文字も全てひらがな。20本ほどの短編が収録されており、3歳児でも読めるかなと思ったんです。


私自身、不勉強でして『イソップ童話』のことはよく知りません。

以前、日本昔話について、よく知らないという内容を書きました。

ですが、同じく『イソップ童話』についても知らないものが多いのです。


「うさぎとカメ」「金の斧、銀の斧」あたりはさすがの私でも知っています。


「北風と太陽」…タイトルは知ってる……

嫁に聞いてみました。


嫁「あー、北風と太陽が競争するんよ。どっちが男のジャケットを脱がせられるかって。」


ドヤ顔!!ほんとなんですか?これ。


まぁさておき。3歳の娘にもいくつか聞かせてあげました。


それが結構ブラックユーモア…これは3歳には早すぎるのでは??


例えば、有名な「アリとキリギリス」

挿絵を見ながら話は進み、冬のシーン。

キリギリスは、寒さに震えながら、ボロボロになってアリのもとを訪れます。

『アリさん。少しでいいので…食べ物をわけてくれませんか…?お腹が減って…それに寒くて死にそうなんです…』


暖炉が灯る部屋。食卓にはご馳走がたくさん。2階では子どもがベッドで寝ています。

そんな家から、顔だけを出したアリが一言。


『あなたは踊るのが好きなんでしょう。雪の上で踊っていなさい』


ええええ!!!!!!!


幼児向けなんだから…助けてあげて下さい…

いや、確かにサボったのはキリギリスさんですが…


娘が一言。

「アリさんって意地悪ね」

ですよね〜。3歳児に懇切丁寧に「因果応報」とか「自業自得」を教えるのはナンセンスですよね〜。


3歳児には、『イソップ童話』は早い。



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