私が大学に落ちた日〜その後〜

後悔はあります。もし、高校生の私に会うことができるなら、一発顔面パンチです。

①「勉強しろ。」

具体的に何をどうしろというか。やはり、授業の復習をしてほしいです。

その日にあった授業の内容を、忘れないうちに見直してほしい。そうすれば、知識・理解が深まるだけでなく、定期考査でも点数がとれて、上手くいけば推薦がもらえる可能性だってあります。

そんな当たり前のことですが、実際に私が高校生のころにはできていないどころか、意識したことすらありませんでした。

おそらく、今の高校生のうち、成績に伸び悩んでいるこたちも同じではないでしょうか。

高校3年になったら、私ですらスイッチは入りました。(ほんとに卒業ギリギリでしたが。まぁ浪人の時にはガッツリ入りました。)

そのスイッチが入ったときに、知識の土台ができているか、いないかでは大きく違います。

日々の授業で習ったことを定着させていれば、その時には受験に役に立たないように感じますが、いずれその知識をもとに学習は深まっていきます。

だから、中高生には日々の授業をしっかり受けて、復習するようにして欲しいです。


②「第一志望を大切に決定しろ。」


私は結局のところ、すべりどめの大学に通いました。そこでわかったことがあります。

進学してから、中学時代の友人と再会しました。彼は私と違う高校へ通っていたため、3年間は連絡もとっていませんでしたが、私と同じように浪人して、その大学へ入学したのです。

ただ、私と違う点が1つありました。それは、その大学に「本当に通いたい」と思って合格したところです。

彼は高校入学とほぼ同時に、その私立大学への進学を希望し、現役では力が及びませんでしたが、浪人の末に合格を勝ち取った。そう笑顔で教えてくれました。

一方、私は何の目的もなく、ただ受かりそうだからという理由で、すべりどめとしてその大学を受験し、入学しました。

ここですでに大学での学習に対する「モチベーションの差」が生まれています。大きな大きな差です。

私は友達こそできたものの、サークルや自治会活動など、高校時代に夢見ていたキラキラしたキャンパスライフとはほど遠い生活を送りました。正直、大学生活なんて、と自暴自棄になっていたところがありました。

対照的に、その友人はいろんなことにチャレンジし、いわゆる「リア充」(古いのか?)でした。

とにかく、第一志望に行くか、行かないか。これは本当に大きい。だからこそ、大学を早くから分析し、対策を講じる必要があります。


後悔はあるが…

後悔はあります、と言いました。しかし、この大学に通ったからこそ、後に私と嫁を引き合わせてくれる友人と出会うことができました。

つまり、私が大学に落ちたからこそ、私は嫁と結婚できたし、2人の娘を授かることができたということになります。


人生ってこうなんだろうな、って思います。(まだ30ですが)

失敗しても、挫折しても、自分にとって絶望的でも、それでも時間は進むし、環境はとどまることなく動いていきます。

そして案外、悪くないところに着地するのかなぁと。もちろん、現在もさまざまな悩みはありますが。

でも、時間はもとに戻せないし、人生は一回きりです。だからこそ、一生懸命に生きていこう、と

今日はかっこつけて終わります。

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