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個人的卒業文集<第2版> #1

地元に帰省して、小中高の同級生数人と再会した。中にはまともに話すのが5年以上ぶりのやつもいたが、とても盛り上がった。いろんな人と思い出話を交わしていた時、誰かが言った。「卒アル今見たいなあ」というひと言。この言葉を聞いた時、中学卒業時からずっと後悔していることを1つ思い出した。
私の中学の同級生だという人がこれを読んでいて、手元に卒業文集があるのであれば是非、照らし合わせながら読んでほしい。青色のあの冊子ね。


<三年間の思い出>
<三年間を振り返って>
<三年間の足跡>

中学を卒業した時、卒業文集のために文章を書いた人は多いのではないだろうか。上記3タイトルは、私と同じページに文章が載っている3人の文のタイトルだ。王道だ。「3年間を(の)・・・」を使用している人の割合は圧倒的だ。他にも、座右の銘や好きな言葉、スポーツ用語などを使用している人も多々見られる。英語を使用したタイトルや、自身のあだ名をタイトルにつけるお茶目なものも見られる。そんな中、私の文章のタイトルは・・・

<コミュニケーションの形>

尖り方があまりにも特殊すぎる。人とは違うタイトルにしたい気持ちがあるのは伝わる。ただ、当時の俺に言いたい。絶対もっとそれなりのタイトルあったろ。内容も「コミュニケーションが大事だと気がついたからこれからも・・・」的な普通の内容だから余計にきつい。タイトルそんな尖るならもっと内容も尖れよ。そしていっちばん恥ずかしいのが、ここまでコミュ力云々を熱弁しておいて、最後に「最高だった」という一言で締める絶望的なセンス。そのオチにするなら仲間との思い出や出来事を素直にかけや。なんで「コミュニケーションの形」のタイトルのやつが最後そのオチなんだよ。

そういうわけで、自身が書いた卒業文集の内容に納得が行っていないので、次回は、今の心情で卒業文集を書いてみようと思う。まずはタイトル選びから。<コミュニケーションの形>に変わるタイトルを探す旅に出よう。クラスのこと、部活動のこと、日常の生活のこと、学校行事のこと・・・どれを選ぶか迷ってしまう。1つに絞れないとこれを書きながら判断したため、「個人的卒業文集<第2版>」シリーズとして、それぞれ書いてみようと思う。すでに社会人の人はあの頃を思い出し、24卒の皆さんには、社会に出る前に中学時代の思い出を振り返るきっかけになってくれたら嬉しいですね。

最初は何について書こうかな。アイデアを膨らませるために、思い出行脚がてら、外周でも走ってこようかな。今の体力で10週も走ったら絶対もたないので、テニスコートのところの抜け道を使うだろうけどね。

#2に続く。


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