気仙沼ワーキングホリデー①初期の気持ち
ふるさとワーキングホリデーに参加したことのお話をします。
ふるさとワーキングホリデーに行こうと思ったのは、
2021年7月頃のことでした。
せっかくの夏!仕事もしていない、これは念願の長期休み!
ということで、好きなことをして遊ぼう!
と思った私は、
ふるさとワーキングホリデーのパンフレットを見つけたのです。
ホームページを見て、
海に近そうな地域はどこかな・・。
なぜなら、海で遊びたいから!夏といったら海です。
そして、念願だったサーフィンをやりたい!
地方だったらきっと私が住んでる地域より安いはず!?
という期待を胸に。
☆ゲストハウスに宿泊できて、海が近い
私にとって最高な条件を見つけました。
それが、気仙沼だったのです。
さっそく、申込のメールをしたら
面談をすることになりました。
まずは、自己紹介をしてくださいということで
ありのままの経歴を話したら
なんだか海外の人の生き方みたいですね。と。
海外の人って年齢にとらわれず、休みたいと思ったら
学校は休学し、仕事は長期的に休むし、勉強したいと思ったら
社会人でも仕事を辞めて学校に通い始めるみたいです。
日本に長らくいて、周りには普通の人たちしかいない中で
生活していると、自分って異常なのかな?って思うことが
多々ありますが、やはり人と比べないことですなぁと思いました。
気仙沼で今募集している仕事をいくつか聞いて、その中で
興味のある仕事はなにかを聞かれ、だいたいの日にちも決め
行くことが決定しました。
が、その日の夕方
緊急事態宣言発令。
ゲストハウスの人数を制限することになり、今回は残念なことに
行けなくなってしまいました。
残念。
私の真夏のサーフィン生活は始まらなかったのです。
家にずっといることができない私は、長く働きたくないけど、
働かないとお金ないし、ひまだし、なにかしたいと思い
7月はベビーシッターの会社に登録をして、人んちにいく前の
研修として、その会社が経営する保育所でバイトをすることにしました。
その会社は前日の夜22時でも、「明日○〇保育園行けませんか」って
電話がかかってきて、社員の人が可哀想すぎます。
私はほぼしかとです。ごめんなさい。
そして、8月~10月は職業訓練校に通っていました。
10月中旬になると、
7月に申し込んだ気仙沼のゲストハウスからメールが届きました。
「緊急事態宣言もあけたので、どうですか?」
というような内容のメール。
私は、悩みました。
行くとしたら11月以降か。
もう寒くなってるよなぁ。
気仙沼って冬絶対寒いよね。
でもまだ冬じゃないから寒くないのかな。
サーフィンはできないかもしれないけど、海鮮おいしそうだし、
せっかく知らない土地を知れる機会だから行ってみてもいいよね。
仕事決まってないし。
てか、おもしろそうな仕事見つからないし、
事務やりたいと思って職業訓練でパソコン習ってるけど
ずっとパソコン見て目痛いし。視力悪くなってそうだし。
本当に自分パソコンの仕事したいのか?
やっぱり、ゲストハウスに行って色んな人に出会って色んな人の話聞いた方がいいよね。
ということで、9泊10日のプランで行くことに決めました。
日にちは、職業訓練が終わって一週間後にしました。
どんな場所か、何をするのか、何が自分にはできるのか、どんな人がいるのかも分からない未知の世界に飛び込もうとしている感じ。
ワクワクします。
私の行く前までの想像は、
大学生が多いのかな、仕事がない日は1人で行動するんだろうな
1人で行動できるかな、車ないし、運転できないし、きっと移動手段ないだろうし、海以外行く場所なさそうだな、多分宿で本読む生活になるんだろうな。
という、仕事する以外は特に何も期待せず、ぼーっとしてるんだろうなと思っていました。
新宿駅から夜行バスで仙台駅まで行き、仙台駅から3時間かけてバスで、気仙沼に到着しました。
バス停がゲストハウスの近くにあったので、真っ暗でしたが走って一瞬でした。
ゲストハウスについたときの安心感が半端なかったです。
こんなに田舎に来たのも初めてで、しかも1人で。
夜なのに街頭ほぼなくて真っ暗だし、車もほとんど通ってないし、
こわーーーーーー!みたいな。
私にとってすべてのことが初めてすぎて怖かったです。
だけど、ゲストハウスについて、明かりがあって、すごく古民家になんだか安心感と、人がいる安心感がありました。
このゲストハウスに到着したころの私は
コミュ力があるかないかでいったらないほうの人間でした。
ゲストハウスについたら、私と同じ時期にワーホリで参加する女性の方が既に1人こたつの中でパソコンをカタカタしていました。
スタッフの人たちは、みんな学生ですか?というくらい若くて
バイトでやってるのか?という印象でした。
ちょっとした自己紹介とかしつつですが、日本のゲストハウスに来たのも
実は初めてで、(前に台湾のゲストハウスに宿泊したことがありますが、なんか雰囲気が違う)
知らない人と距離ってどうやって縮めるんだっけ・・って長らく旅行していなかった私は初めましての人との喋り方を忘れてしまっていました。
ですが、もう一人のワーホリの方、コミュ力高い!
目に見たものに全部興味関心をもって、しかも「あ、これ知ってる!」「私の友人もやってて、〇〇なんですよね」「これやりたい!」とか、共通の話題見つけるのが上手なんです。
私は初日からすごく学ばされました。
おー、こうやって雑談していくのか~。と。
その人は、社会人2年目で、会社以外のコミュニティを求めて長期休暇をこのワーホリにあてたみたいです。
私って本当に狭い世界で生きてきてるなぁって感じました。
こういう人、私が今まで絡んできた人たちの中にいなかったから
こういう意見新鮮☆と思ったのと同時に、自分では発信していなかったけど
こういう気持ち自分の中にある!と思いました。
リードされながら、雑談やスタッフの人も交えて自己紹介をしていると
地元の人らしき人たちがガラガラと入って来ました。
地元の漁師さんと、農家さんたちが、常連のお客さんで夜になると飲みに来るみたいです。
夜になると、お酒だけ提供する居酒屋みたいです。
本当に地元の人しか来ません。
地元の方も交えて、地元のこととか最近の世間の話題などの話で盛り上がりました。
初日から夜中の1時は超えていたと思います。
近所のお客さんは帰っても、スタッフの人たちや、仕事が休みでスタッフに知り合いがいて遊びに来たお客さん、そして同じワーホリの子でいろんな話で盛り上がりました。
まさに私がゲストハウスで求めていた物語が始まりそうな気がしています。
今後10日間がとても楽しみになりました。
ということで、
何回かに分けて気仙沼の話をしていこうと思っています☆
(2021年11月12日~11月21日までの物語)
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