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JO1旋風が止まらない! 『JO1 HOUSE』Season2&注目の新曲「STARGAZER」に釘付け!

文/吉田可奈

よしだ・かな●エンタメ系フリーライター。著者本『うちの子、へん?』『シングルマザー、家を買う』(ともに扶桑社)が発売中。音楽、映画、声優、舞台、アイドル、オタク事が得意。


韓国発、日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で、視聴者である“国民プロデューサー”から選ばれた11人によるグローバルボーイズグループJO1。彼らのリアルな素顔を覗くことができる冠番組『JO1 HOUSE』 Season2の放送が8月6日(木)より、開始された。

<毎週木曜日21時よりGYAO!にて配信中>


この『JO1HOUSE』は、JO1の結成直後にGYAO!にてSeason1の放送がスタート。MVや雑誌撮影のドキュメンタリー、ファンミーティングの様子などはもちろん、オーディション時の公約を守るために豆原一成がかなり激しい滝行に挑んだり、河野純喜が名店でカルボナーラ作りを習ったり、金城碧海が“金城を必要としている人”を募集し、忙しいお母さんを助けに子守りをしにいったりと、その内容は盛りだくさん。なかでも、滝行で震える豆原を見て、まったくする必要のなかった河野が豆原を助けるように「俺もやる!」と自ら一緒に滝行をしたり、普段クールに見える金城が子供たちを本当に優しく甲斐甲斐しく世話をする姿に、JAM(ファンの名称)からの好感度が爆上がり。さらに吉川美代子先生に話し方を習う回では、與那城奨が絶賛されるなか、つねにどんなこともこなしていた川尻蓮がテストで最下位クラスになるも、すぐに習得する姿を見せるなど新たな一面も披露。所属会社が吉本興業というのも納得の、バラエティ番組の制作具合は一切手加減なし。その面白さが評判を呼んだがSeason1は#5までで終了。

<JO1 HOUSE Season1は8月19日まで無料配信中>


多くのJAMが再開を待ち望むなか、ついにSeason2が始動!

先日放送されたSeason2#1はセカンドシングル「STARGAZER」のジャケット撮影やレコーディングに密着。学校で撮影されたため、鶴房汐恩が先生になりきって授業をしたり、白岩瑠姫と金城が即興で“転校”をテーマにコントを始めたり、休憩時間に川西拓実が木琴を叩いていると、木全翔也と大平祥生が来てピアノをセッションしたりとかなり自然体。辛そうな声をあげながら川尻に柔軟を手伝ってもらう與那城など、普段は見られない姿をすぐ近くで覗いているかのような感覚になれるのも、この番組の特徴!

さらに、ローランドをゲストに迎え芸能界を生き抜くためのレッスンが開かれた。そこでは佐藤景瑚が非常に恐縮しながら、オーディション時にローランドの名言“俺か、俺以外か”を無断で使用し、”日プには2種類の男しかいない、俺か俺以外か。”というキャッチフレーズを名乗っていたことを懺悔し、謝罪するシーンも。するとローランドから「まんまやないか(笑)」「(俺の)振込先を教えとくから」と返され、爆笑をさらう名場面も誕生した。

さらには東武動物公園でホワイトタイガーの小屋を掃除したり、ポニーの毛を梳かしたりするほのぼの動物コーナーや、ただテンションだけで突っ走る河野と豆原の勢いあふれる『純豆腐兄弟のテンションMAX』の “叩いて被ってジャンケンポン”を全力でやるミニコーナーなど、充実の約50分。今回は全10回を予定しているからこそ、さらなる彼らの素顔やあらたな魅力が堪能できそうだ。


また、JO1はセカンドシングル「STARGAZER」を8月26日に発売! 

「STARGAZER」のリード曲である「OH-EH-OH」のMV Short ver.が公開されたのだが、事前に“10代の夢を応援する曲”として告知されていたからこそ、さわやかなエールソングを想像していたJAMも多かったが、続々と公開されるティザー映像は、高所から落ちる子どもや、燃やされるポスターなど不穏なものばかり……。そしてついに公開されたMV Short ver.は、100人を超えるエキストラと校庭で激しい乱闘を繰り広げるものに。さらに黒いフードとマスクに身を包んだ川尻蓮が率いる一味と戦うJO1の関係性が一体どんなものなのか、発売日まで全貌が公開されないからこそ、JAMは夜な夜な考察を繰り広げている。

ちなみにこの楽曲は人気K-POPグループPENTAGONのフイが作詞作曲に参加したことが発表されている。実は川尻はオーディションに参加する前にPENTAGONのコンサートにバックダンサーとして参加。それを知るJAMは、その運命的な楽曲との出会いにすでに大興奮。そのほかにも與那城奨が初めて作詞を担当し、公式インスタのストーリーでその歌詞の第一稿を発表し、いったいどんな曲になるのか話題となった「My Friends」も収録。

この曲は歌詞から想像するにバラードになるのかと思いきや、ファンとのコールがハマる、ライブでのキー曲となるようなポップチューンとなっている。そのほか、オーディション中に歌っていた「KungChiKiTa」を、JO1ver.で再レコーディングしたものも聴けるのもうれしい。

さらには、シリアスなラップチューン「So What」や、ダンスパフォーマンスが楽しみになる「GO」、前作の「running」の流れを継いだ、ドラマティックで美しいバラード「Voice(君の声)」など、文字通りバラエティ豊かな収録曲となっている。どの曲もクオリティはかなり高く、今後のライブが楽しみになる良曲ばかりだ。ジャケットには、あのルイ・ヴィトンが衣装提供していることも話題となっている。

様々な活動を通して新たなボーイズグループとしての今後を期待をさせてくれる彼らは、まだデビューから半年とは思えないほどの成長を遂げている。まだ少年っぽさを感じさせる素顔を堪能できるバラエティ番組『JO1 HOUSE』、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるニューシングル「STARGAZER」、次々と展開されるJO1の新たな展開から目を離さず、その深い沼にさらにズブズブとハマっていってもらいたい。

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