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受賞作発表!TV Bros. note版 「マイベストカルチャー to 2021」

数々の連載、映画、音楽、コミックなどのカルチャーをご紹介するTV Bros. note版が、noteユーザーに向けて意を決して開催したコンテスト「あなたが選んだ今年最高のカルチャー」。
2021年を潤いをもって迎えるために、健やかに送るために、実はすぐ隣にいるnote読者・執筆者の皆様に向けて、その想いを形にしてみませんか? という趣旨で作品を募集しました。

期間内に多数の記事をご応募いただき、ありがとうございます。
部員による厳正な審査をようやく終え、このたび、そのコンテストの受賞作を発表いたします!


<大賞>

「You should be so HAPPY!」こぶしファクトリー楽曲の素晴らしさについて

2020年に解散したハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ「こぶしファクトリー」の魅力を語った本記事。
作者は解散という節目で初めて彼女たちの存在を知り、社会人1年目で大変な日々を支えてくれた彼女たちの魅力、楽曲の素晴らしさを、実に素直に文にしています。
1つの事柄を相手に紹介する場合、「じゃあこのことは知ってるの?」という反論を与えないように無意識の武装や高邁さが文章に滲んでくるものですが、本記事は、こぶしファクトリーへの熱量と共に、押しつけがましくない清々しさを読者に与えています。「解散してから好きになった」という態度が、まずは読者を同じ目線にさせてくれます。noteという世界に限らず日常のあらゆる場面で遭遇する「知らない人に知ってもらう・わかってもらう」という基本動作を、改めて考えさせられました。
上記の理由をもって、TV Bros. note版編集部として、本記事を「マイベストカルチャー to 2021」大賞作といたします。

<銀賞>

ドラマ部門賞

綾野剛の演技に感じた「本当」への渇望〜なぜわれわれは『MIU404』に熱狂したのか

本記事では、『MIU404』と出演する綾野剛にスポットを当てて、作品と俳優の魅力を語っています。特徴的なのは、ほかの媒体で公開された綾野剛のインタビュー記事などをもとに、俳優本人の言葉からも「綾野剛の演技とそのリアリティ」という部分で考察を行っているということ。
自身の考えの補強として引用を行うのは常套ではありますが、ドラマの放送時間以外でも作品や出演俳優について考え、資料をもとに考察する姿勢、そして何より、実際に向かい合ったら絶対声を大にして話したい事柄であろうに、文章自体がとても冷静であるという客観性が、本記事を読むに値する良作と考え、<ドラマ部門賞>として挙げさせていただきます。

動画部門賞

Youtube界で唯一無二!?最高のカルチャートークチャンネル【おまけの夜】

自粛期間で日常にワクワク感が足りなくなった作者が、そのワクワク感を味わえたという動画を紹介する本記事。
語りたいことを語り始めると、文字数が大量になって熱量を帯びる反面、その熱に浮かされない人は速やかに退出してしまいがちですが、本記事は目次機能や見出し機能、太字機能を駆使して、「おまけの夜」というチャンネルの魅力を箇条書きにし、しかもその箇条書きの文言に「先見の明あり?隠れ登竜門!」といった、ちょっと通り過ぎるには気になるワードも落とし込んでいて、なおかつその世界をすぐ楽しめるように動画も埋め込まれており、note歴の浅いTV Bros. note版編集部も大変興味深く拝読しました。<動画部門賞>として挙げさせていただきます。

映画部門賞

勝手にふるえてろ

映画『勝手にふるえてろ』に配信サービスで出会った作者が、映画に見入るうちに、「これ私じゃん…」という「しんどさ」を感じた初期衝動をテーマにしたお話。映画の内容と作者がリンクしてしまう事象、人によってはあるかもしれないが、誰もが経験することではないはず。そうした稀有な現象に見舞われた作者の温度感が、とてもはっきりと感じられます。まさに綿矢りさ作品! <映画部門賞>として挙げさせていただきます。

漫画部門賞

私の知らなかった私

在宅勤務の息抜きで偶然出会った桂正和の代表作「I’’s」。その作品性、というよりは、描かれる女性キャラのお尻がたまらん! というお話。この記事の頭からケツまでを読むことでこの記事らしさが味わえるので詳細は割愛しますが、同じ感想を抱いた少年期・青年期を過ごした選考員の強い推挙により、<漫画部門賞>として挙げさせていただきます。


TV Bros. note版「マイベストカルチャー to 2021」受賞作発表は以上となります。
受賞作者には、後ほど副賞の進呈のための連絡をさせていただきます。
今後も新たなコンテストを開催する所存ですので、ぜひご応募ください。

TV Bros. note版は(ほぼ)毎日、連載記事や特集記事を配信していますので、ぜひご覧ください。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。


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