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菊地真衣(茨城放送アナウンサー)「ラジオは普段から聴かれるメディアであってほしい」【年末年始ラジオウィーク7日目】

現在発売中の「TV Bros. 2月号 ラジオ特集号」で掲載されている特集から、誌面に載せきれなかったお話をピックアップ!
7日目の今回は、首都圏以外の番組・パーソナリティーを特集した「ローカルラジオスター特集」から『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO!?』(茨城放送)菊地真衣アナウンサーが登場! 数々のチャレンジの成功につながった負けん気の強さが光る一方、ラジオというメディアに携わるからこその、ラジオへの思いも語っていただきました。
うっとりする写真も掲載した完全版は本誌をご覧ください。
取材・文/やきそばかおる 撮影/ツダヒロキ


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非常時に頼ってもらえるように、通常時も楽しんでもらえる番組を


茨城放送・菊地真衣アナウンサーは、20代にしてアナウンス室長に就任した。新人の頃からラジオカー「スクーピー」リポーター、フルマラソン3回完走(しかも走りながら中継)、2年にわたるミス・ユニバース挑戦で茨城県大会準グランプリ獲得、レギュラー番組3本のうち『菊地真衣のこんなんで、いいのかYO!?』が放送枠拡大で2時間番組に…と着実にステップアップしている。

――なんでも挑戦する姿を見て思ったのですが、菊地さんは負けず嫌いですか?

そうかもしれません(笑)。私の親友同士が進路の話をしていて、ある親友が「菊地はアナウンサーになりたいと言ってるけど、無理だと思う」と言っていたことを別の親友が私に伝えてきたんです。私はいじられキャラだったからそういうことは頻繁に言われてたけど、内心は「くそー! 絶対にアナウンサーになってやる!」と思ってました。ミス・ユニバースに出場した時も「出たら面白そうですよね」と言ったらスタッフさんに「あはは。菊地は無理だよ。あはは」って言われて「くそーーー! 絶対にいいところまでいってやる!」と思って。それも負けず嫌いが故のチャレンジでした。フルマラソンを走る時も「菊地が完走するなんて、ムリ!」と言われて燃えちゃいました。

菊地はフルマラソンに3回出場している(「水戸黄門漫遊マラソン」2回、「おきなわマラソン」1回)。いずれも、随所でスマートフォンを片手に走りながら生中継をした。

――たとえ5分であっても、スマートフォンを持ちながら喋るのは大変ですよね!

決してマラソンが得意だったわけではありません。私が本気で走ろうと思ったのは、当時付き合っていた彼に「フルマラソンを走ってみたい」と言ったら「絶対に走れないよ」と言ってきて「絶対に走ってやる!」と思ったからなんです。その後、フラれたんですけどね(笑)。ちょうどその頃、「菊地、ランニングリポーターをやらない?」って言われて、「できるところ、見せてやる!」と思って、それで走ることにしました。でも、実際に走るとスマートフォンを持ったまま5分でも走ると、電話を切ったあとは腕が動きません(笑)。息も上がるし、あれはつらかったけど、良い経験でした。

――茨城放送の番組は茨城にゆかりがある人が喋っていたり、茨城がテーマになっている番組が多いですよね。アイドルの番組も『根本凪のシャカリキごじゃっぺラジオ』(毎週金曜 後9・30〜10・00)の根本さんは水戸出身ですし、作曲家で『今夜はLucky Night ~マシコ・フライデー~』(毎週金曜 後10・00〜深0・00)や『MUSIC STATE』(毎週月曜〜金曜 後1・00〜4・00)水曜のマシコタツロウさんも常陸太田市出身で、方言に特徴がありますし。

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